世界の発達障害の研究その77「アメリカにおける自閉症の診断の喪失に関する大きな調査」
日本語タイトル
「失われた診断:自閉症スペクトラム障害と診断された子供と現在診断されている子供の違い」
英語タイトル
「Diagnosis lost: Differences between children who had and who currently have an autism spectrum disorder diagnosis」
引用URL
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26489772/
「これまでに自閉症スペクトラム障害と診断された子供の約13%が診断を失ったと推定され、そのうちの74%の親は、新しい情報によって診断が変更されたと考えていました。」
ただ、
この研究では、専門家ではない人の診断であったり、
誤診からの回復も含まれるという指摘があります。
その点を考慮しても、
大規模な全国サンプルを用いた初のLAD研究で、誤診や軽度症状がLADに寄与する可能性を示唆。
という意義があるとされています。
ASDの診断の喪失があるということは、
見ておきたいポイントですね。