世界の発達障害の研究その45「日本の子どもの栄養状態と自閉症的な症状の関係」
日本の子どもの栄養状態と自閉症的な症状の関係
日本語タイトル
「日本人の児童・青年における自閉症特性と栄養摂取との関連」
英語タイトル
「Relationship between Autistic Traits and Nutrient Intake among Japanese Children and Adolescents」
URL:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32731611/
引用
「炭水化物の摂取量とタンパク質、脂肪、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、レチノール、ビタミンB2、ビタミンB12、葉酸、パントテン酸の摂取量がわずかに少ないことは、ASDの子供や青年の方がASDでない人よりも高いことがわかりました。」
強い主張は見られませんが、
やはり、発達障害のお子さんはなんらかの栄養が足りていない、質的な栄養の不足状態にある確率が高いのだと思います。
何度も言いますが、
だからといって、この栄養をとれば、これを食べれば発達障害が治る、ということではありません。
ただ、お子さんの発達障害の症状の改善には、
栄養の補給という点はやはり大切なのかなと思います。