世界の発達障害の研究その61「亜鉛とオキシラセタムがラットの自閉症症状を改善するという研究」
亜鉛とオキシラセタムがラットの自閉症症状を改善するという研究
日本語タイトル
「オキシラセタムと亜鉛は、ラットのプロピオン酸モデルにおける自閉症様症状を改善します」
英語タイトル
「Oxiracetam and Zinc Ameliorates Autism-Like Symptoms in Propionic Acid Model of Rats」
引用
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32026359/
「オキシラセタム単独および亜鉛との組み合わせによる治療は、行動、生化学的、炎症性サイトカインを有意に減弱させ、神経伝達物質のレベルを回復させた。本研究の結果は、オキシラセタム単独および亜鉛との組み合わせが、抗酸化、抗炎症、抗興奮毒性のメカニズムを通じて優れた抗自閉症効果をもたらし、自閉症の管理における魅力的な戦略として役立つ可能性があることを示しました。」
とのことでした。
オキシラセタムは精神神経系の薬であり、
この薬と亜鉛を組み合わせることによる効果を研究されています。
精神薬を危険視する向きもありますが、
いろんな面から薬や栄養素の組み合わせなど、
いろいろな研究があるほうが個人的には良いと思っています。
1つの研究として、
こういう研究があることも覚えておきたいですね。