世界の発達障害の研究その34「「ASDのお子さんに対する栄養と症状の相関関係」
ASDのお子さんに対する栄養と症状の相関関係
引用元
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27187463/
日本語タイトル
「栄養と症状の相関関係:中国重慶の自閉症スペクトラム障害児の栄養調査」
英語タイトル
「Correlation between Nutrition and Symptoms: Nutritional Survey of Children with Autism Spectrum Disorder in Chongqing, China」
引用
「重度の偏食と新しい食品に対する重度の抵抗を示す子供、および重度の摂食障害と便秘の一般的な印象が報告されている子供の割合は、ASDの子供の間で高かった。これらの子供たちは、ASDのない子供たちと比較して、主要栄養素の摂取量が大幅に少なかった。さらに、ASDの子供はビタミンA欠乏症の割合が最も高く、次いで鉄欠乏症でした。」
栄養の質的な不足が、
発達障害の症状に関係しているだろうことを示唆する研究です。
ただ、メカニズムについてはわからないとしています。
今回の研究では、
ビタミンAと鉄の不足についての指摘があります。
少量からマルチビタミンと鉄の補給をすることを、
考えてみる1つの研究かなと思っています。