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提出物・宿題が出せない子をどうやって出せるようにする??

提出物・宿題が出せない子をどうやって出せるようにする??

〜当サイト【発達障害の教科書】的解決方法〜

 

 

提出物を出せない子をどうやって出せるようにするか?

 

 

まず、大前提を書きますね。

 

100%出せるようになることを期待しない!

 

 

ということです。

 

もちろん、そこを目指すんですが、
100%できないんだという認識も持っておく。

 

 

そこを、きちんと頭に入れておいてください。

 

 

  • 宿題を出せない。
  • 提出物を出せない。
  • 学校の手紙を家で出せない。

 

 

その症状がきつく出ている場合は、
基本的に、「発達障害」(ADHDやアスペルガー症候群/自閉症スペクトラム障害)を疑ってください。

 

 

本人のやる気やお父さん、お母さんのしつけのせいではなく、
今、現在の彼らの体の状況が、「普通のことをやりにくい状態」であることが考えられます。

 

 

発達障害の改善方法について、
こちらのページで詳しく解説していってますので、あわせて勉強されると認識も深まると思います。

 

 

では、提出物を出せない子をどうやって出せる子にしていくか、について書いていきますね。

 

 

まだ、お子さんが小学生であるなら、
宿題や提出物の課題をゲームにしてしまいましょう。

 

まず、今の時代、宿題を出すのがそもそも難しいんです。
昔の小学校なら、1人の担任の先生が、宿題を出して回収するので、わかりやすかったんですね。

 

ですが、今は、特定の教科だけ違う先生で、
提出日も翌日、ではなく、その先生がくる、2〜3日後、1週間後、
という教科によって、その時の先生の都合によって変わります。

 

だから、ただ宿題を出す、という行為も、
今と昔では、そもそも出しやすさが違うんです。

 

 

今は、宿題を出すのが難しい時代なんですね。

 

 

だから、きちんと宿題を出せるだけでもすごいことなんです!

 

 

すごいことをしているんだから、できるようになったら、褒めてあげましょう。

 

宿題を出せた日、
提出物を出せた日、
学校のお知らせをきちんと出せた日、

 

メモをするなり、
家に大きな画用紙で、表をつくり、
それができたら、日付とシールを貼っていきましょう。

 

 

●枚たまったら、

 

大好きな○○が食べられる。
大好きな○○を買ってもらえる。

 

1年がんばったら、ご褒美に、ニンテンドースイッチが買ってもらえる!

 

でもいいでしょう。

 

 

お子さんの成長を、一緒に楽しむんだ!

 

 

という気持ちで、やってみてください。

 

 

 

中学生以上だったら。

 

 

家庭教師や個別指導(人数ではなく、生徒にあわせて指導方法を柔軟に変えてくれる塾)に、
宿題を丸投げしてしまいましょう。

 

毎日は無理かもしれませんが、
その日の宿題くらいは終わらせてくれるはずです。

 

 

たかが、学校の宿題をさせるためだけに塾?と思うかもしれません。

 

 

でも、提出物や宿題を出せないお子さんの指導って、
お父さんやお母さん疲れませんか?

 

 

次の日もお仕事があるのに、
毎日毎日、宿題をやるやらないで、思春期のお子さんとぶつかる・・・・

 

 

大変ですよね?

 

 

宿題をきちんと出して、平均点前後が取れていれば、
公立高校も、私立高校も、どこかにはいけます。(地域にはよりますが)

 

 

それに、今、宿題を出したり、意欲関心態度の項目の比重は大きくなっていて、
テストで70点を何回かとっても、宿題を出していなかったら、
5段階評価の「2」がつくことも、珍しくありません。

 

 

だから、家庭教師や塾といった教育サービス機関に、
宿題を外注させることは、意味がありますし、
お父さん、お母さんの精神的な負担をおさえることができます。

 

 

また、いい塾に預けられれば、あの手この手で、お子さんのやる気を引き出し、提出物が出せるように、工夫してくれます。

 

 

いろんなお子さんを見ているので、
お父さん、お母さんが悩まれるよりも、早く結果を出してくれることもあるでしょう。

 

 

自分で悩まないで、
思いきって、お金で解決するのもありです。

 

そして、お父さん、お母さんも心の余裕を持って、
宿題を出したり、成績があがったら、お子さんを思いきり褒めてあげましょう。

 

 

お父さんとお母さんが、
心の底から、「おめでとう」「すごいね」「よくがんばったね」と言ってあげると、
お子さんの成長が早まります。

 

 

 

 

ケース別の提出物を出す方法

 

 

そもそも、宿題そのものをなくしてしまうケース。

 

 

 

 

提出物・宿題を出せないお子さんは、
そもそも、提出物や宿題のもとをなくしてしまうことも多々あります。

 

 

特に、中学校では、いくつかの教科は、
その1年の総復習という1冊の問題集を渡されることがあります。

 

6月のテストでは、何ページまで。

 

7月のテストでは、何ページまで。

 

 

という形で、指示されたページをやるようになっています。

 

なので、地域にある教科書販売店を事前に調べておき、
予備を買っておく、もしくは、渡された時点で予備をコピーしておくと安心です。

 

 

最初の担任の先生や、家庭訪問で、
提出物をなくしやすいということもそれとなく伝えておきましょう。

 

 

いざ、忘れた時も、先生の心証がさほど悪くならないでしょう。

 

 

あとは、宿題ファイルといって、
1冊のファイルにとりあえず、全部のプリントを入れろといいます。

 

で、帰ってきたら、家でチェックするのも1つの方法です。

 

 

お父さん、お母さんは大変ですが、
一度、何かの成功体験をさせることが大事です。

 

とりあえず、1冊のファイルに、もらったプリントを全部入れて、
あとで、お父さん、お母さんにチェックしてもらえたら上手くいく。

 

 

それがわかれば、そうしますし、
次のステップで、自分でやる、ということができるようになるかもしれません。

 

 

とにかく、口で言って、
明日、できるようになっている、という状態を期待しないことです。

 

 

1つ、できるようになればいい。

 

 

そこからスタートしてください。

 

 

テレビゲームに夢中で宿題を出さない。

 

 

 

テレビゲームなり、
他の子と遊んだり、
それに夢中になって、宿題を出さない子、宿題を出さなくてもいいと思っている子。

 

 

 

そんな子は増えています。

 

 

 

そして、そんなお子さんに共通しているのが、
お母さんとの仲が悪い、ということです。

 

 

小学校4年生にして、
宿題なんて出さなくてもいいもん。
出さなくても、ママには嘘つくし、バレへん。

 

 

と平然と言う子もいます。

 

 

このケースは2つの要因があり、
親の言うとおりにしても、たいした見返りがないと思っているケースと、

 

親の勝手で我慢をさせられているケースになります。

 

 

子どもだって疲れます。
で、家でボーっとしていると、親にあれやって、これやって、と命令される。
こういうケースの子は、宿題を出すのがよく遅れたり、忘れたりします。

 

 

親御さんとの関係で疲れてしまって、宿題どころではなかったり、
そういう親が嫌いで、その親が言う「宿題・提出物をしろ」という言葉に反抗してしまうんですね。

 

 

それから、ご両親が、自分の勝手で、
子どもをどこかに預けるケースも、素行が悪くなる要因になります。

 

例えば、お母さんがフラダンスを習うために、
子どもを学校が終わってから、8時まで塾に預ける、という家がありました。

 

お子さんは、お父さん、お母さんの前では大人しくしていますが、
宿題も塾の勉強もいっさいやろうとしませんでした。

 

 

嘘ついても、バレないから、いいねん。

 

 

と言っていました、その子は。

 

 

それくらい、ほったらかしが当たり前になっていたんでしょうね。

 

 

テレビゲームに夢中で、
他の遊びに夢中で、宿題をしない、提出物が出せないというお子さんは、
あなたとの関係がこじれている可能性が高いです。

 

 

それを、魔法のような1つの方法で瞬時に解決!

 

というのは、無理があります。

 

 

きちんと構ってあげられているだろうか?
お子さんの気持ちを考えて発言しているだろうか?

 

 

そんな意識を持ってあげてください。

 

 

そして、もし可能なら、
あなたのお子さんがテレビゲームに夢中になっているなら、
「それ、どんなゲーム?」
「私にもやらせて?」

 

と彼・彼女の好きな世界を認めてあげて、
コミュニケーションをとってあげてください。

 

 

そうやって、彼らの心が開いてから、
宿題をする、提出物を出す、ということをやってもらいましょう。

 

 

大切なことは、
子どもが、宿題や提出物を出せないというのは、
あなたとお子さんの関係がこじれているサインだということに気がつくことです。

 

 

子どものせいにしたり、
あなた自身が自分のせいだと自分を責めるのはやめてくださいね。

 

 

宿題が出せなくても、
提出物が出せなくても、
その子の人生が終わるわけではありません。

 

 

提出物が出せないことから、その子の何に気がついてあげられるか、これが大切です。

 

 

決して、お子さんを責めすぎたり、
あなたご自身を責めすぎたりしないようにしてくださいね。

 

 

発達障害の疑いがある場合

 

 

学校や、
もしくは、塾の講師などから、
発達障害の疑いがあると言われた場合には、
宿題を出す、提出物を出す、ということをいったん忘れて、
根本の原因を治すことに意識を向けましょう。

 

 

 

私の経験上、
宿題を出せないお子さんで多いのが、
とにかく、朝がパンだったり、間食でパンをたくさん食べていたり、
菓子パンと食パンを食べる習慣がついているお子さんが多いです。

 

 

嘘だと思われるかもしれませんが、パンをやめてください。

 

 

それだけでも、お子さんのやる気・意欲・精神的な成長が見込めます。

 

 

パンをやめて、
朝は、ご飯と味噌汁。

 

これだけで、劇的に症状が改善することが、多いです。

 

 

菓子パンや食パンは、
お子さんの腸にダメージを与えて、

 

 

 

 

  • 記憶力の低下、
  • やる気意欲の低下、
  • お腹の調子が常に悪い、
  • 眠気が取れない、
  • だるい状態がつづく、
  • 肩こりなどの症状が続く、
  • 注意力の低下、
  • 昼にぼーっとしやすい、

 

 

といった症状を引き起こします。

 

 

詳しくは、当サイトでも紹介している以下の本を参考にしてもらえればわかりますが、
食生活を見直すというのも1つの手です。

 

 

ただ、これは、一朝一夕で結果が出るものではありません。

 

 

朝、パンをやめたら次の日から、
すぐに提出物が出せる、宿題が出せる、というものではありません。

 

 

それでも、やってみる価値はあります。

 

 

ぜひ、お子さんのため、そして、あなたの苦労を減らすためにも、
以上のことを参考に、提出物が出せる子を目指してみてください。

 

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