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子どもの発達障害を見抜くコツ〜私が見てきた発達障害の子の特徴

 

子どもの発達障害を見抜くコツ〜私が見てきた発達障害の子の特徴

 

 

 

 

 

 

私がたくさんのお子さんを見てきた中で、
発達障害の疑いのあるお子さん、
発達障害とは診断されないかもしれないが、
軽度発達障害、もしくは、発達障害グレーゾーンと呼ばれる子の特徴を、
書いていきたいと思います。

 

以下の10項目のうち、
1つでも当てはまると、発達障害の疑いがあります。
(病院では診断されないかもしれません。)

 

生きづらさを感じているようなら病院の受診を、
そうでない場合は、親のほうで、発達障害の改善方法を調べておいてください。

 

 

では、10個の発達障害の特徴を書いていきます。

 

 

1、宿題が出せない

 

ほとんどの小学校、中学校、
現在は真ん中から下の偏差値の高校でも、宿題が出ます。

 

小学校、中学校では意欲関心態度の判断項目として、
高校では、単位を落とさないための救済措置として出されることが多いです。

 

 

この宿題を出すのが苦手、
という状況が学年が上がっても、なかなか治らない子は、発達障害の疑いがあります。

 

「やらないといけないことはわかってる。でも、やる気になれない」

 

「もらったプリントは、すぐにどっかいっちゃう」

 

というように、
自分のことなのに、どこか他人事のように、
宿題を出せない理由を言うような場合は、発達障害の可能性が大なので、
気をつけてあげてください。

 

 

2、幼稚っぽい

 

特に、小学校高学年から、女の子は、大人びてきますし、
異性を意識したり、見た目を意識したりします。

 

それが全くない。

 

また、幼稚性が残っている場合も、
発達障害を疑ってください。

 

 

特に、判断基準になるのが、
お子さんを見ている親ではない大人の意見です。

 

「かわいらしいですね」

 

と言われるなら、愛嬌で済まされますが、

 

「ちょっと、幼いところがあります。」

 

「もう少し大人にならないと・・・・」

 

と言われるようなら、かなり【ひどい】状況と思ってください。

 

親であるあなたに、ストレートに「幼稚ですよね」ということは言えません。

 

それでも、「ちょっと、幼稚だよ・・・・」というということは、
かなりその特性がひどいからこそ、親の前でも言ってしまうのです。

 

「年齢の割に幼いところがあります」

 

と第三者から言われる場合は、
かなり発達障害の症状が「重症」かもしれないと考えておいてください。

 

 

3、学校での私語を注意される

 

基本的に、子供はじっとするのが苦手ですし、
話してしまうものです。

 

 

ですが、学校の面談などで、
「私語が多いです」

 

さらに、その私語のせいで、
成績を落としているようなら、発達障害の可能性があります。

 

発達障害ではないお子さんは、
自分の成績のために、私語くらい我慢できます。

 

しかし、発達障害のお子さんは、
「しゃべっちゃう」と言って、自分の衝動を自分で抑えることができません。

 

これは、特性なので、
大人が注意して聞くものではありません。

 

この場合も、発達障害の可能性が高いです。

 

 

4、立っている姿勢がだらしない

 

これは、雰囲気の話です。

 

発達障害のお子さんは、立っている姿がどこか「だらしない」んです。

 

2年くらい、塾の仕事をしている人であれば、、
この「だらしない」雰囲気で、その子が発達障害かそうでないかを見抜けるようになります。

 

普通のお子さんは、
だるそうにする、きちんとする、ということがはっきり分けてできるのですが、
発達障害のお子さんは、常に、「だらしない」ように見えるのです。

 

 

自分のお子さんはどうか、見てあげてください。

 

 

5、小学生でも、指くわえをする

 

指をくわえるというのは、
幼稚性の表れです。

 

小学校に上がりたての、1年生、2年生になっても、指を咥えている。

 

特に、女の子の場合は、
発達障害の可能性が高いです。

 

女の子は早くお姉さんになりたい、
といった欲求が強いことが多く、
幼稚な振る舞いを嫌います。

 

なのに、指を咥えてしまうという子は、
「お姉さんになりたい」という感情が上手く育っていない表れです。

 

 

ただし、指くわえ、そのほかにも、えんぴつを咥える仕草をする子がいると思いますが、
無理にやめさせることはやめてください。

 

 

これは、彼らなりのストレス発散方法であり、これを無理に禁止すると、
さらに、発達障害の症状が悪化するケースがあります。

 

指を咥えることがダメなのではなく、
その動作を見たら、親が子供の発達障害をきちんと認めてあげる、ということが大切なんです。

 

 

6、急に死んだように寝る

 

気づくと死んだように寝ている。

 

こんなケースも、発達障害のお子さんによく見られます。

 

 

もちろん、

 

クラブなど疲れているケースがあるので、
居眠りをしてしまうことがダメなのではありません。

 

 

しかし、こちらで話している途中とか、
つい、2〜3分前まで、「やるぞ〜」と言っていたのに、

 

急に寝ている。

 

寝ているリアクション(ガクンとなるなど)がなく、
急に寝ている場合は、発達障害の場合が多いです。

 

 

7、ゲームが大好き&朝起きれない

 

 

ゲームはみんな大好きです。

 

でも、発達障害が疑われるケースは決まっていて、
「朝が起きられない」ことです。

 

 

発達障害だと診断されない子は、
自分でやめて布団に入り、朝起きれます。

 

 

発達障害のお子さんの場合、
深夜0時を過ぎても、ゲームをやめられず、
軽度の不眠症、過眠症になっているケースが多々あります。

 

 

ゲームが大好き、かつ、朝が苦手なお子さんは、
発達障害を疑ってください。

 

このケースの場合、学校の宿題も未提出のケースが多いです。

 

 

8、言い訳が多い

 

これは、かなり曖昧なところなのですが、
そこまでこだわらなくていいのに、
絶対に謝らない、という特徴が発達障害のお子さんにはあります。

 

ADHDでも、アスペルガー症候群でも、です。

 

 

これは、場面場面の状況がわかっていないことが原因だと思いますが、
とにかく、「ごめんね」の一言が言えないケースが見られます。

 

 

「5分、遅刻だね」

 

 

と塾に遅れてきたことを、
別に怒るつもりがなくて言ったとします。

 

 

なのに、

 

 

「違う。お母さんのご飯を出すのが遅かったから」

 

 

などと、しなくていい言い訳なり、理由付けを言ってきます。

 

とにかく、どんな些細なことでも、
非を認めない。

 

これも、発達障害のお子さんによくみられる特性です。

 

 

9、「わからない」が口癖

 

「わからない」という口癖も危ないです。

 

  • 考えない
  • やらない
  • 問題を読もうとしない

 

これらをすべて、「わからない」で片づけようとするのも、
発達障害のお子さんによく見られます。

 

 

「わからない」じゃなくても、
「知りません」「習っていません」

 

といった、大人、年上が、
自分に優しくしてくれた経験のある言葉を、
もう通用しない年齢になっても、使い続けます。

 

 

小学校の低学年や幼稚園・保育園であれば、
「わかりません」と言えば、誰かが助けてくれたわけです。

 

 

でも、小学校の高学年や、中学校になれば、
自分で何とかしないといけない場面が出てきます。

 

暗記する量も増えるので、
嫌でも1人で勉強する場面が増えます。

 

 

言葉を書いていく、単語を確認する課題であっても、
「わかりません」となんの考えもなしに口に出してしまう場合、
発達障害が考えられます。

 

 

 

10、お父さん、お母さん自体が期限を守るのが苦手

 

 

発達障害が重症化しているお子さんの、
親も、発達障害の症状が重い場合が多いです。

 

 

塾の立場から言うと、

 

  • 月謝をきちんと払えない
  • 書類の不備がいつもある
  • 塾の送り迎えの時間を守れない

 

 

などです。

 

 

何割かの確率で、
月謝を払えない人がいます。

 

これは、支払い能力、稼ぎがないということではなく、
2〜3回こちらが督促しないと、払ってくれない。

 

 

支払いを忘れてしまう方のことです。

 

 

信じられないかもしれませんが、
大人の方でもこういった方がけっこういます。

 

また、書類の不備、もけっこうあります。

 

何度も書き直しをもとめたり、
書類そのものをなくされる大人の方がいます。

 

そして、時間通りに塾に送ったり、
迎えに来ることも苦手です。

 

 

5時に塾に来て、
6時に塾を出る。

 

というスケジュールでも、
来るのは、5時10分、迎えに来るのは、6時半など、
時間にとてもルーズです。

 

こういった親の場合、
お子さんも発達障害の症状が目立ってあらわれます。

 

お子さんの症状で発達障害を見抜くことも大切ですが、
親である自分が、大人として当たり前のことをきちんとこなせているか、にも注目してください。

 

 

以上、10項目で見てきました。

 

 

発達障害を早く見つけてあげればあげるほど、
お子さんの発達障害を改善・治療することは、簡単になります。

 

ぜひ、以上の点に気をつけてみてあげてください。

 

 

 

 

発達障害の症状は改善できます。
少し勉強すれば、だれでも、自分だけでも治せます。

 

こういったイーブックを参考にする、ということも考えてみてください。

 

>>>>「アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル」について
>>>>「ASミラクルナビ」(アスペルガー症候群専用改善マニュアル)について

 

 

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