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発達障害を持ったお子さんがいるとわかるたった1つのお母さんの行動

 

発達障害を持ったお子さんがいるとわかるたった1つのお母さんの行動

 

 

これを書こうかどうか、正直に言えば、迷いました。

 

下手をすれば、ただの塾講師の愚痴になってしまうからです。

 

 

でも、お問い合わせの中で、
仲良くなってもいい発達障害のお子さんを持つ親と、
できれば距離を置きたい発達障害のお子さんを持つ親。

 

 

この見分け方を教えてほしい、という声がありました。

 

 

人を見かけで判断する。に近いことですよね。

 

 

あんまり気持ちのいいものではありませんが、
正直、話をしていて気持ちのいいお母さんと、
できれば、二度と会いたくないお母さんっていますよね。

 

 

私は、発達障害のお子さんに発達障害は治るという未来があってほしいと願っています。
一方で、発達障害の方に、振り回される人も減らしたいと思っています。

 

カサンドラ症候群など、
発達障害の方に付き合うことで、
心の病気になってしまう方がいるからです。

 

 

 

 

なので、付き合いたい親と付き合うのはやめたほうがいいという親。
その見分け方を今回は紹介します。

 

 

とても簡単です。

 

 

 

自分のお子さんを通わせている塾の悪口を言うお母さんは、
発達障害のお子さんときちんと向き合えていないお母さんです。

 

 

つまり、表現の仕方は悪いですが、親としての実力が足りていないお母さん、ということになります。

 

 

塾の悪口を言うお母さんは2種類いて、
本当にどうしようもない塾に通っている。
(これは、お子さん自体も通いたくないと思っている塾)

 

 

 

お子さんは楽しんで行っていて、親だけが不満。という場合です。

 

そして、子どもは満足していて、親だけが不満というのは、
かなりの確率で、親が子育てを塾に外注していて、
自分の親としての責任を果たせていない場合が多い。

 

というのが私の考えです。

 

 

 

 

私は、職業柄、たくさんの保護者さんと接します。
そこでわかってきたことです。

 

 

ところで、
塾で働くアルバイトの大学生って、みなさんはどんなイメージですか?

 

 

 

 

当たり外れが大きい。

 

 

そんなイメージかもしれませんね。

 

 

それは確かにあります。
有名な大学に通っているのに、教え方は下手な大学生もいれば、
大学はそこそこだけど、熱心で子どもに好かれる大学生もいます。

 

 

だから、塾への不満を持つのは、
当たり前といえば当たり前です。

 

 

でもね。

 

 

私から見て、また、同僚の大学生から見ても、
いい塾の講師だなっていう子でも、どうしようもないお子さんというのは、
1〜2割はいるんです。

 

 

例えば、小学校3年生になっても、指しゃぶりが取れない子。
例えば、小学校2年生の女の子で、椅子の背もたれを噛んで、よだれで色を変色させてしまう子。
例えば、小学校5年生で、塾の中で勝手に居眠りをして、起きたら、変な姿勢で寝てしまっていて、痛くて急に泣き出してしまう子。

 

 

これは、本当に私の塾であった話ですが、
これらの子は、普段から、発達障害の症状が出ています。

 

 

でも、お父さん、お母さんは気づいていません。
気づきたくないのかもしれません。

 

 

そして、こういう子はどれだけ優秀な塾の講師であっても、
どうすることもできません。

 

 

で、あの塾は評判がいいって聞いたけどダメだった。

 

とか。

 

 

塾の先生が甘すぎる。

 

 

という塾の悪口を言い出します。

 

 

そして、それは、結果だけを見れば、「そうなっている」ので、
塾側としてもなんとも言えません。

 

 

ですが、30分、じっとできなかったり、
「もう嫌。帰りたい。だって、眠いもん」

 

と、急にぐずりだす。そんな小学生を、上手くあやしなだめ、そして、
勉強もさせる、なんて、高度なことはほとんどの人はできません。

 

 

私もできません。

 

 

発達障害を持つ持たない以前に、

1時間も座ることができない。
筆記用具を毎回忘れる。
学校の宿題も出せない。

 

こういうことを、家できちんとさせられていないのに、
塾に入れれば、なんとかなると思っているお母さんが一定数います。

 

塾は教育機関ですが、
しつけをする機関ではありません。

 

 

確かに、ある程度は、こちらの判断で、
人としてできないといけないことを教えることはあります。

 

 

けれど、実際には、学校の学習内容の予習、お子さんによっては復習をするための場所であり、
子育てできないお母さんの外注機関ではありません。

 

それなのに、
塾で、しつけやそれに近いことを求められるお母さんは一定数います。

 

 

そして、こういうお母さん、
もしくは、そのお子さんに迷惑をかけられたという話はよく聞きます。

 

 

そもそも、小学生の低学年の授業についていけない段階で、
明らかに学習や発達に問題があるわけですし、
塾で点数が上がらない方の多くは、塾側ではなく、
家庭や本人に問題があります。

 

 

だから、塾に入れている、ということかもしれませんが、
そういう子は、勉強の「質」とか、教える人の「質」とかの問題ではなくて、
すでに、その子の脳の中で問題が発生しているわけです。

 

 

正直に言えば、塾に来られても、対処できないことが多々あります。

 

 

塾は勉強を教えるところであって、
すでに、発達障害の問題が見えている子を、なんとか持ち上げる場所ではありません。

 

人間的にしっかりさせて、勉強も普通よりできるようにする、
という高度なことは基本出来ません。

 

 

もちろん、私たち塾の業界の人間はなんとかしたいと思っています。

 

 

けれど、お客さんは1人ではありませんし、どうすることもできないことも多々あります。
(なので、私はこのサイトで、1人でも多くの方に、発達障害の現実を伝えたいと思っています。)

 

 

発達障害の改善本として、アマゾンのレビューなどでも高い評価を受けている、
『発達障害の子がぐーんと伸びる心と体の育て方』の著者やまもとまゆみさんという方がいます。

 

 

その方は、本の中で、
発達障害のお子さんを塾に入れるとき、
成績が上がるのを期待するのではなく、きちんと物事をやりきるということを塾で学んでほしいと、
塾に入れたそうです。

 

 

こういう「意識」を持てる方だと、
お子さんはきちんと育つんだなと感じます。

 

 

つまり、塾に「1つのこと」だけを求めるということです。

 

 

自分が子育てできないから、しつけもしてほしい。
忘れ物がないようにしてほしい。
椅子にじっと座れるようにしてほしい。
もちろん、勉強もできるようになってほしい。

 

 

これ、週2回の1時間で、
家族でもない他人が、自分のお子さんにできるように指導できると思いますか?

 

 

できませんよね。

 

 

でも、それを求めてくるお母さんは一定数います。

 

 

発達障害を持つお子さんは、お父さん、お母さんにとっても、面倒な存在のようです。

 

 

やたらと習い事をさせたり、
学校の宿題をさせた後は、ゲームをさせて、疲れて寝たら寝室へ移動させる。
子どもの成績は塾にお任せで、
さらに、塾への持ち物の確認も親がせずに子供にさせています。
(だから、忘れ物も多く、学校に行くのに、カバンを忘れる、という事態もあったそうです)

 

習い事をさせるのは、一緒にいたくないから。
自分は子育てできない(したくない)ので、習い事をさせて、
子どもに勝手に育ってほしいと思っているんです。
塾に行かせるのは、子どもの成績の責任を他にうつしたいから。
ゲームをさせるのは、コミュニケーションが面倒だから。

 

 

こうやって、自分のお子さんの子育てを、
すべて他のものにアウトソーシングしてしまっているんです。

 

 

『発達障害の子がぐーんと伸びる心と体の育て方』の中で、
やまもとまゆみさんは、最も、このような育て方はしてはいけないと言っています。

 

 

子育てはアウトソーシングできない。
とはっきり言いきります。

 

 

私は、まだ子を持つ親ではありませんが、子育てをアウトソーシングするなんてできない。
なんて、当たり前だと思っています。

 

 

だけど、それをはっきりと本で書かなければいけないほど、
子育てをアウトソーシングしようとする人が増えています。

 

 

 

 

やまもとまゆみさんの本でもそうですし
実際の、塾の現場でも、
ダメなお母さんほど、塾や他のものに子育てをアウトソーシングし、
自分の望まない結果が出てくると、自分は努力をしていないのに、
子どもが上手く育たないのは、塾やそのほかのもののせい、ということにするんです。

 

 

塾に入れている、
習い事をたくさんさせている、
だから、私はいいお母さんだ!と言いたいという気持ちもあるのだと思います。

 

 

子どもに話を聞くと、ほとんどの子が、その習い事は「嫌い」だと答えますが・・・・

 

 

その一方で、
一向に成績が上がらなくても、塾に入れ続けるお母さんもいます。

 

 

私は正直に、
「塾の力が足りなかったので、他の塾を見られても仕方ありません」

 

とお伝えしますが、
「やめさせません。むしろ、こんな子ですが、お願いします」

 

と頼まれることも多々あります。

 

 

私が教育業界に入り、この仕事を長くやっていて気がつくのは、
「普通の子」なんて、いないんだな、ということです。

 

 

どんな子にも、それぞれの「悩み」があり、
どんな家族にも、お子さんの「悩み」からくる「不安」があります。

 

 

たとえ、成績が上がらなくても、
その塾に行って、親でも、学校の先生でもない大人と話すことで、
毎日学校に行ける元気をもらってくるなら、それでいいと思ってくださる方もいます。

 

 

成績の上下の問題ではなく、
その子にあった進路を考えてくれる場所が欲しいと、
そのように評価をしてくださる方もいます。

 

 

もちろん、塾も好きだし、成績も上がっているし、
やめさせる要素がないと言ってくださる方もいます。

 

 

塾に不満がないわけではないでしょうが、
こういうお母さんは、子どもの置かれている状況、環境を一番に考えます。

 

 

だから、塾の愚痴は「あえて」言わないのだと思います。

 

 

だけど、お子さんと向き合うことができていないお母さんは、
【塾の悪口を言うことで、自分は悪くない】というポジションにいたがります。

 

 

親としての力が足りていない、
親として子どもと向き合う覚悟がない、

 

そういう自分の足りなさを、認められない、認めたくない、
そういった気持ちがあるように私には見えるんです。

 

 

塾の悪口を言わないお母さんが、
親としての実力を完璧に備えているわけではないと思うんです。

 

 

そういうお母さんたちは、
自分にも足りないところがあるから、塾などを利用して、
足りないところを補ってもらおう。

 

 

そんな【意識】をきちんと持っているんだと思います。

 

 

そして、「塾のいいところ」を見ることができるお母さんは、
自分の子どもの成長したところ、良いところを見つけることができます。

 

 

逆に、「塾の悪いところ」を見てしまうお母さんは、
自分の子どもができないところ、ダメなところばかりに目が行きます。

 

 

「塾の悪口」を言うお母さんは、
塾に行かせれば塾の悪口を、
学校に通えば、学校の悪口や担任の悪口を、
学童に通わせても、公文に通わせても、
プールでも、空手でも、習字でも、全部、文句を言います。

 

 

普通に考えて、
人間的にも、気持ちよく付き合えるタイプではないということがわかります。

 

さらにいえば、塾の月謝をよく滞納します。
こういう管理も苦手で、二重に塾側としては負担になります。

 

 

塾や学校の悪口をとりあえずいう親は、
付き合わずに、避けた方がいい、というのが私の結論です。

 

 

学校も、塾も、1人1人にあった完璧な教育プランを提供できるわけではありません。

 

だから、「できないところ」を探せばいくらでも出てきます。

 

それは、すべての商品、サービスがそうです。
オーダーメイドじゃない商品は、1人1人の個性に合わせているものではありません。

 

 

だから、「ダメな部分」は値段の高い、安いに関係なくあります。

 

 

それをわかっているかどうか。

 

 

そんな当たり前のことを、教えられなくても、大人として知っているかどうか。

 

それが、付き合っていていい親と、距離を置いた方がいい親の違いになります。

 

 

子どもに発達障害が見られ、
それが、日常生活に支障が出てくるほどである場合、
お父さん、お母さんも発達障害の症状がきつく出ていることが多いです。

 

 

そして、発達障害の人の共通点として、
自分の非は認めずに、人のせいにしたがるという傾向があります。

 

 

  • 学校の悪口を言う。
  • 塾の悪口を言う。
  • 働いているところの悪口を言う。

 

 

それは、あなたも少し自分のことを見直したほうがいいんじゃない?

 

 

そんな風に見える親。

 

 

そんな方とは距離を置いた方がいいですし、
こういう言い方は、良くないとわかっていますが、
そのような親のお子さんとも、できるなら距離を置いたほうがいいでしょう。

 

 

これを書くのはためらわれましたが、このサイトやメルマガを読んでくれる人には、
できるだけ本当のことを伝えようと思います。

 

 

差別はいけない、そんな善意で、
発達障害とわかっていても、その子と付き合い続けた場合、
だいたい一方的に普通の子が「迷惑をかけられます」。

 

 

 

その子と仲がいいというだけで、仲間はずれにされたり、
発達障害の子に、モノを取られたり、壊されたり、嘘をつかれたり。

 

 

だから、発達障害の自覚がない子や、発達障害のあるお子さんをお持ちなのに、
気がついていない親の方と付き合うと、こちらが一方的に被害を受けます。

 

 

これは、ビジネスで成功されている方も同じことを言っています。

 

堀江貴文さんの本に、
『バカは最強の法則』(著・堀江貴文 小学館 2017年7月31日)
この本の中に、「デキない奴を助けていると転落する」というエピソードがあります。

 

この本は、マンガで、
堀江貴文さんの考え、行動理念、成功法則を伝えてくれるものです。

 

ビジネスを知らない主人公の女性が、成長していく物語です。

 

その中で、まわりに迷惑をかける人を助けてしまう主人公が出てきます。
その女性に、マンガの中に登場する堀江さんが、こう指摘します。

 

「そいつは他人に寄りかかって苦しみをまき散らしてるだけだ!
そうやってデキないやつまで助けてると、今の仕事だけじゃなく、この先、必ず人生でも大失敗するハメになるぞ!」

 

と。

 

そして、「突き放すのも優しさ」ということも言います。

 

日本人は、根が良い人が多いです。
だから、何も言われなくても、「優しい心」を持つ人が多いです。

 

 

だけど、発達障害を自覚していない人は、
大人も子供も、その「優しい心」につけこんでしまう、というか、
そういう人を本能的にかぎ分けて、依存する能力に長けています。

 

 

だから、私にどんな親と距離を置いたほうがいいかという相談をしてきている人は、
本当は、付き合ってはいけない人のことはもうほとんどわかっていて、
でも、「優しい心」があるから、私にこういう人とは付き合わない方がいい、という最後の一押しをしてほしいのかも、
と思います。

 

 

こいつ、うざいな。
こいつ、人に頼ってばかりだな。

 

 

そうあなたの心が反応したなら、
関わらないようにしましょう。

 

 

本能的に、直感的に嫌な奴、以外に、
理由が欲しいなら、私がここまで書いてきたことを参考にしてみてください。

 

 

発達障害の人はかわいそう、と善意で付き合い続けると、
あなた自身も転落します。

 

 

「突き放すことも必要」

 

 

そのことも知っておいてください。

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