発達障害を改善させる食事は?『旬の野菜です』その理由は?
発達障害改善の基本知識「食材は旬のものを」
発達障害を持つ人が何歳であろうが、
発達障害を改善させる方法の1つが旬の食材を食べる、ということです。
もちろん、食べていいものと食べないほうがいいものがあるので、
その詳細は、「発達障害改善マニュアル」に譲るとして、
なぜ、旬のものがいいのか、まずは、「旬の野菜」について書きたいと思います。
発達障害を持つ人が、
ADHDだろうが、アスペルガー症候群だろうが、
その症状の改善を考えるなら、まずは、「旬の野菜」を摂ることを考えましょう。
その理由を3つ書きたいと思います。
旬の野菜というのは、
春夏秋冬、その時期、その時期で、育てやすく、収穫しやすい野菜です。
だから、自然の状態でも、虫に強く、
農薬の量が最低限でいいというメリットがあります。
残留農薬は、やはり体にいいことはなく、
特に、内臓も、敏感な方が多い発達障害の方は、
旬の野菜をなるべく選び、身体に毒が入ってくるのを防ぎましょう。
発達障害の方は、解毒作用も弱いため、
よく便秘にもなります。
その意味で、毒の少ない食品を選ぶ必要があります。
発達障害のお子さんを見ていると、
「細い」のに、よく食べます。
あんなに食べるのに、
どうして、細いままなのか不思議なくらいです。
それは脳が他の人よりも、
刺激に対して何倍も反応するために、「疲れやすい」からなんだそうです。
脳が一番エネルギーを消費するところですので、
発達障害の子供がいつも眠そうだったり、疲れているのは、
知らず知らずに、脳が反応しているからなんですね。
旬の野菜は、旬じゃない時期に育てられた同じ野菜の2倍以上の栄養があります。
しかも、その吸収も、旬の野菜のほうがいいのです。
吸収しやすいということは、内臓の弱い発達障害の人でも食べやすく、
また、不足しがちな栄養を補うことができます。
例えば夏の野菜。
キュウリやスイカ。
これらは、身体を冷やしてくれる効果があります。
利尿効果もあるので、食べ過ぎはよくありませんが、
これらを取ることで、夏に過ごしやすい身体になるんです。
また、夏野菜の代表、トウモロコシ。
これは、食欲を増してくれます。
夏でも、トウモロコシは食べられるっていう人は、
身体が、トウモロコシの良さをわかっているんです。
発達障害を持つ人の中には、
外の気温を感じることが苦手で、熱さ、寒さを感じるのが苦手な子がいます。
ずーっと、半そで半ズボンの子っていますよね?
でも、それは、熱さ寒さを身体が感じていないわけではありません。
確実に、身体は感じていて、疲労もたまっていきます。
感じていないのは脳だけなんです。
だから、旬の野菜は、そんな発達障害を持つ人の身体に、
自然の時間の流れ、春夏秋冬を教えてくれるんです。
特に、発達障害の人は「時間」の感覚が、
他の人よりもないので、季節や時間を感じられる食事にしていくのは、とても大切なことです。
以上、発達障害の改善にいい食事の話でした。