発達障害の子はどうしてすぐに寝てしまうの?
発達障害の子はどうしてすぐに寝てしまうのか?
発達障害の子は、よく寝ます。
しかも、寝てはいけない時に。
それは、発達障害の人が普通の人よりも、3〜5倍の感情の量を処理しているからです。
ADHDやアスペルガー症候群の子は、
刺激に弱いと言われます。
刺激に弱いというのは、
皮膚をつねられたときに、痛みを感じにくい、ということではありません。
普通の人が、1の痛みを感じるなら、
3〜10の痛みを感じているのです。
もちろん、痛みの許容量自体が違うので、
どれくらいの痛みを実際に感じているかはわかりませんが、
普通の人が受ける刺激の量の何倍もの刺激を受けています。
だから、疲れやすいんです。
普通の人が、脳に刺激を50与えられたら、
休息のために眠くなるのだとしたら、
その50という量は、発達障害の人も変わりません。
ただし、受ける刺激が、
他の人よりも多いため、
普通の人が「え、たったこれだけのことで?」ということで、
体調を崩したり、眠くなって寝てしまったりします。
だから、周りから見れば、発達障害の人はサボっていることになります。
また、発達障害の人も、
何も考えずに、「つらい」「嫌だ」と素直に言ってしまうので、
さらに、まわりとの壁が出てしまいます。
この刺激に対する弱さは、
巷に出ている本ではなかなか改善できません。
発達障害への根本的な治療が必要になります。
治療とは薬、だけのことを指しません。
食事を改善したり、
筋肉と同じようにトレーニングで脳を鍛えたり、
発達障害を治す!という意志のもとやっていかなくてはなりません。
ぜひ、このサイトを参考に、
眠くなりにくい身体にしていってください。