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すべての人は障害者(心と発達の)なんです!

 

すべての人は障害者(心と発達の)なんです!

 

あなたは、あなたが発達障害を持っている、と言われてもすぐに信じられますか?

 

私はすでに、それを受け入れました。

 

 

現代は心の時代と言われます。

 

ひとりひとりの価値観を優先していい時代だからこそ、
昔の価値観を守れば良かった時代に比べて、生きにくい面があります。

 

 

昔は、理想とする生活スタイルがあって、
そこを目指せばよかったわけです。

 

 

でも、今は、自分で自分が良しとする生活スタイルを見つけていかなくてはいけません。

 

 

セオリーがなくなってしまったからこそ、
1人1人の変なところがわかるようになってきているんです。

 

うつ
新型うつ
眠いだるい病
愛着障害
発達障害
ADHD
アスペルガー症候群
自閉症スペクトラム障害
スマホ認知症
睡眠障害

 

いろんな、発達障害に関するもの、
脳機能の障害に関するものが発見され、つくられています。

 

ひとりの医師が名付けたものから、
世界的に診断基準が一応あるものまで、様々です。

 

 

いろいろありますが、結局は、コミュニケーション能力だったり、脳の機能だったり、
「普通」とされることができない人が増えているということです。

 

 

でも、おそらくですが、
増えているのではなく、「見つかる」ようになったのだと思います。

 

目指すべき道がなくなりつつある今、
意識せずに生きていくと、発達障害だと言われる時代になってきたと言えると思います。

 

岡田尊司氏の『愛着障害〜子ども時代を引きずる人々〜』(岡田尊司 光文社 2011年9月20日)
にこのようなことが書かれています。
P49の引用になります。

 

ご自分が、不安定型愛着を抱えているかもしれないし、恋人や配偶者や子どもや同僚がそうであるかもしれない。カップルのどちらかが不安定型愛着を抱える確率は、何と五〇パーセントを超えるのだ!さらに、三人の人がいて、そのうち一人でも不安定型愛着を抱えている可能性は、七割にも達する!不安定型愛着がどういうものかを知らずに世渡りすることは、片目を眼帯で覆って車を運転するようなものだと言えるだろう。

 

とあります。
つまりは、どう生活していても、あなたは愛着障害を持った方と接することになるんですよ。
ということです。

 

 

三分の一が研究によって愛着障害になっているとわかっていて、
残りの三分の二の人が、何らかの発達障害になっているなら・・・・

 

そう、あなたも、隣にいる恋人・配偶者、仕事先の同僚、仕事先のお客さん、
これらすべて、発達障害なんです。

 

発達障害というか、細かく命名したいのであれば、
なんらかの障害になっているわけです。

 

 

でも、それは、言葉を悪くすれば「障害」になりますが、
聞きなれた良い言葉に変えれば、「個性」になります。

 

「障害」というのは、普通にできることができないことを指します。
八割りの人ができるのに、できないことを指します。

 

「障害」と言われると嫌だと思いますが、
できないこと、苦手なこと、やりたくないことができるから、
自分の「個性」が出てくるんです。

 

 

「できない」ことは悪ではありません。
「できない」ことを意識して、生きていけば、それは自分を理解して生きていくことになります。

 

 

ただ、このどうして「できない」のかを、
相手も自分もわかっていないと、無用の衝突を生んだり、誤解を生んだりして、
最悪、傷つけあったり、警察や司法が出てくる事態になります。

 

 

早く理解することです。

 

 

私達は全員、発達障害であることを。
なんらかの障害を持っていることを。

じゃあ、発達障害を完治することはできないの?

 

それは、私がつくっているこの「発達障害の教科書」と、
矛盾すると思われるかもしれません。

 

 

発達障害は改善するって言っているのに、
いっぽうで、すべての人は発達障害だと言っている。

 

 

これは、矛盾しません。

 

 

なぜなら、自分の「障害」に気づき、その「障害」を治療・改善し、
自分の苦手なことが、ある程度コントロールできたら、それは「治った」と言えからです。

 

 

例えば、すぐにイライラする人がいるとします。

 

そのイライラをすぐに人にぶつけてしまうのは「障害」を持っている状態です。

 

でも、自分のイライラに気づいて、このままだと相手に嫌われる一言を言ってしまうと気づき、
その場から立ち去ったり、気分を落ち着かせるものを飲んだりできるようになれば、
自分のイライラをコントロールできたと言えます。

 

 

これは、「治った」状態と言えると思うんです。

 

 

もちろん、食事・栄養・睡眠を改善して、
イライラを感じにくくする体質、イライラを我慢できる体質に変えていくことは必要です。

 

 

そして、そんな体を手に入れて、
自分で自分の感情をコントロールできるようになったら、
それは、自分の「障害」を克服したと言えるでしょう。

 

 

ただ、克服して終わりではありません。

 

 

怒りをコントロールできるようになったら、
どういう時は怒って良くて、どういう時は怒ってはダメなのか、という課題が出てきます。

 

 

できなかったことができたら、
それで終わりではなく、今度は、次のステージで悩むわけです。

 

 

でも、いつ怒って、いつ怒らないようにするか、
これを考えられる状況に行けるということは、レベルアップできた、ということですよね。

 

「治った」状態になれば、すぐに人生が好転するわけではないですが、
1つ上のステージに行けることは確かです。

 

 

その時にはまた「悩み」はでてくるわけですが、
その悩みはいまよりも1つ上の悩みということができます。

 

少し話が脱線しましたが、
どんな人にもできないことがあり、それは「障害」であり、だから、「個性」が生れます。

 

そのうえで、その「障害」を自覚し、
治療・改善してコントロールできるようになったら、それは「治った」と言えます。

そのためには知識が必要。

 

先ほど、紹介した岡田尊司氏が指摘するように、
知らないでいると、ただただ生きにくくなるだけなんです。

 

眼帯をつけて歩けば、つまづくかもしれず、もっとひどい事故にあうかもしれません。

 

それを防ぐには、「知識」を身に着けること、それしかありません。

 

そして、「知識」を身に着けるには、
買うしかないんです。

 

 

「知識」を身に着ける=本を読む、と思っている人がいますが、
正確には、「知識」を身に着ける=情報を【買う】です。

 

 

なぜなら、無料で手に入れたものは人は実践しないからです。

 

 

例えば、私はけっこうゲームをするのですが、
仕事をしながら少ない時間で最終クリアまでいくゲームは、やっぱり、【買った】ゲームなんですよね。

 

無料プレイができたり、
amazonやゲオのセールで買ったものは、
ほとんどやりません・・・・

 

 

やっぱり、【新品】で買ったり、
予約してまで買ったゲームは、自然とやりきります。

 

 

やっぱり、せっかく高いお金を出して買ったのだからって正直に思うからです。

 

 

「知識」を身に着ける、ということも同じなんです。

 

 

「知識」を身に着けるというのは、情報を読むだけではなく、実践しないと意味がありません。

 

先ほどの、ゲームの例で言うなら、クリアまでやりきるということです。

 

そのためには、【買う】【買った】という行動がどうしても必要なんです。

 

 

図書館で借りた本などでは、レポートは書けても、
あなたやあなたのお子さんの人生を劇的に変えることは不可能です。

 

 

【買う】ということはそれなりの覚悟がないとできません。

 

 

そして、【買う】という一歩が進められたら、
実際に【やる】という一歩がすすめられるんです。

 

 

ぜひ、その一歩をすすめてください。

 

自分がなんらかの障害・発達障害であることを知る。

だから、その部分のコントロールができるようになることを目指す。

そのために、「知識」を身に着ける。

だから、情報を【買う】

 

 

この流れを頭に入れておいてください。

 

 

自分の今の状況を変えるには、これしかないんです。

 

私もそうでした。

 

 

頭に入れておいてくださいね。

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