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発達障害のキャラクターが出てくるゲーム。

 

発達障害のキャラクターが出てくるゲームの紹介です。

 

あなたは、ウィッチドッグス2というゲームを知っていますか?

 

公式サイトはこちら

 

 

ゲームの内容。
発売元はユービーアイソフト
アメリカのゲーム会社です。

 

 

 

舞台はアメリカサンフランシスコ。

 

CTOS2.0というシステムが、
個人情報を管理と都市のシステムを管理しています。

 

CTOS上に個人情報を置いておけば、
銀行でもどこでも、同じ情報で、いろんなサービスが利用できるということです。

 

便利な反面、
そのCTOSを運営している企業に、
個人情報を預けることになるので、すべての情報は、その企業に漏れ、
その企業がやりたいように国を動かせるという負の側面があります。

 

そのCTOS企業に好き勝手にさせないために、
主人公を含めたデッドセックというメンバーが立ち向かう、というような流れです。

 

 

 

このゲームのキャラクターに、
ジョシュというキャラが出てきます。

 

このキャラクターが、
はっきりと誰かに、発達障害と言われるわけではありませんが、
発達障害を持ったキャラクターとして描かれます。

 

 

該当部分のプレイ動画はこちら。

 

 

弟者さんという人気ユーチューバーの方のプレイ動画です。
1話からみたいならこちら。

 

 

順番に見ていってもらえば、
主人公の所属しているチームデッドセックが、
いったん、敵に負けて、砂漠のお祭りに参加しているシーンがあります。

 

 

その時に、
ジョシュから「発達障害」という言葉が出てきます。

 

 

星野仁彦さんの本によると、
発達障害のことをアメリカでは、「チャレンジド」というそうです。

 

 

前向きな捉え方、とも言えますし、
そういう言い方にしないといけないほど、
偏見があったのかも、とも考えられます。

 

 

このゲームで衝撃的だったのが、
発達障害の存在が普通に受け入れられている、ということです。

 

 

ゲームの仲間に受け入れられている、ということではなく、
普通にゲームのキャラクターとして登場させるくらい、
アメリカでは普通に、発達障害を受け入れている、ということが衝撃でした。

 

 

このジョシュというキャラクターの発達障害について、
他の誰かがその特性を言うことはありません。

 

 

少しジョシュが自分で漏らす程度です。

 

 

馬鹿にすることも、気を遣うこともありません。

 

 

普通、なのです。

 

 

今の日本ではこうはいかないかなと思います。

 

 

まだまだ、発達障害というと触れにくいもの、
腫れものに触る感覚、という感じだと思います。

 

 

彼らは発達障害のジョシュと接していません。

 

 

ただ、ジョシュとして接しているのです。
そして、彼の能力や人柄すべてを愛しています。

 

 

日本でこのようなゲームが出た場合、
発達障害をキャラ化している、
あんな人ばかりじゃない、
発達障害の認識に誤解をあたえる、

 

などと、文句が出るんだろうなぁと思ってしまいます。

 

 

大事なことは、発達障害の再現度などではなく、
彼らがどう生き、どう交わっているか、なのに。

 

 

そこを見ようとする、
それが当たり前だと考える文化が、

 

まだまだ日本には足りないように思います。

 

 

発達障害の方の生きづらさは、
そういった日本の根本的な問題につながっているのかもしれません。

 

 

ちょっととっつきにくいゲームかもしれませんが、
すごく面白いです!

 

 

悪を倒すゲームですが、
その悪のつくったシステムを利用して、
こちらも、多少の悪いことはします。

 

 

はっきりした善、
はっきりした悪、

 

それが描かれているようで、
実は、すぐに白にもなれば、黒にもなる。

 

 

ユービーアイソフトさんの、意欲作。

 

 

ぜひ、気になる方は、プレイしてみてください。

 

 

ウォッチドッグス2 PS4版

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