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親に復讐するためだけに生きてしまう。

親に復讐するためだけに生きてしまう。

 

なぜ、発達障害になるのだろうか・・・・

 

 

 

 

どうして、発達障害になるのか。
ならなくていい子までなっているような気がしてならないんです。

 


 

これは、今の私の永遠のテーマです。

 

発達障害になる理由としてはわかっています。

 

脳の機能不全。
脳のアンバランスな成長。

 

これらが、絡まって、発達障害の症状が出てくる。

 

だけど、早期に発達障害ですと言われた子に限って、
それを思わせないくらいしっかり育ち、
小さな時の診断では何もなかったとおっしゃる子の中に、
ひどい発達障害の子がいます。

 

 

これはなぜなのか、私の中で解けないままでした。

 

 

そんな時に、読んだのが、『嫌われる勇気』(岸見一郎・古賀史健ダイヤモンド社・2013年12月13日でした。

 

 

これは、人が幸せになるために、
他人に嫌われてもいいから、自分の生きたいように生きる、ということを説いた本です。
(もちろん、犯罪などをしていいというわけではなく、仕事をやめて、新しい道を踏み出すなど、そういう時は、会社に残る人のことなど考えなくてもいい、ということです)

 

 

 

その時に、
親に復讐する子どもの話が出てきました。

 

 

親に抑圧された経験から、
親に復讐したいと思い、いわゆる「悪い子」になるという話です。

 

 

これを読んだ時、背筋が冷たくなりました。

 

 

発達障害の症状がひどいお子さんは、
皆、お母さんが嫌いなのです。

 

 

「え〜、おかんと一緒嫌や〜」

 

 

みたいなノリではなく、

 

 

「本当にいなくなればいいのに」

 

 

ということを言えてしまうくらい、お母さんが嫌いなのです。

 

 

この『嫌われる勇気』を読んで、
もしかしたら、発達障害の症状が悪化する彼らは、
意識、無意識に関わらず、親を困らせるために、発達障害になっているのではないか?

 

 

と思えてくるんです。

 

 

そして、当サイトでも紹介しているいくつかの本・イーブックでネグレクトと発達障害の関係には触れており、
親と子のねじれた関係が、発達障害を悪化させるというのは本当だと思うようになりました。

 

 

また、こういう本の内容も私の考えを後押ししてくれています。

 

 

神田昌典さんの『成功者の告白』(2004年1月26日 講談社)に出てくる、親と子どもの関係の話です。

 

 

上手くいっていない両親の間に育った子供は、
病気になって、2人の仲をつなぎとめる、というのです。

 

 

 

もちろん、それは、「意識的」ではなく「無意識的」に、というのです。

 

 

親と子は別個の個体でありながら、
作用、反作用、の違いはあっても、共鳴してしまうんです。

 

 

『成功者の告白』の中で、
主人公のメンターにあたる人物はそれを知らず、子どもを亡くしてしまった、と語ります。

 

 

 

つまり、正しい知識を持ってケアしないと、
親と子の関係は、生死に関わるところまで行くんです。

 

 

 

両親が不仲であれば、両親、つまり、家族を安定させるために、子どもは病気になって、
2人をつなぎ留めます。

 

 

親に不満があり、抑圧ばかりされると、
子どもは親に復讐するために、発達障害を悪化させることで、親を困らせる。

 

 

そして、復讐のためだけに生きるものの行きつくところは、「滅び」です。

 

 

発達障害になって、親を困らせられたとしても、
今度は、自分がストレスに弱かったり、アレルギーを持ったりして、
自分に今度は返ってくる。

 

 

この負の連鎖を断ち切れるのは、大人であり、親である、お父さん、お母さんしかいません。

 

 

科学的な根拠も何もない話ですが、
私は、これが、発達障害の根底にあるものでは??と思っています。

 

 

 

悲しいストーリーがこれ以上、広がらない様に、
私はこの考えを広げ続けます。

 


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