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中学生のお子さんの心の成長が遅いと感じたなら〜考えてほしいこの3つのこと

 

中学生のお子さんの心の成長が遅いと感じたなら〜考えてほしいこの3つのこと

 

 

中学生の2年生になるのに、
どこか子供っぽい、予定を上手くこなせない。

 

高校3年生にもなって、自分の進路が決められない、
最近、流行のエコ出願といった大学入試の申込すら一人でできない。

 

 

どうして、こんな精神的に幼いんだろう・・・・

 

 

そんな風にお子さんのことを感じたことはないですか?

 

実際に心の成長が、遅いな、年齢の割に幼いな、そういう中学生や高校生は増えています。

 

 

そんな時に、考えてほしいのは、以下の3つのことです。

 

 

もちろん、発達障害という可能性もあります。

 

 

ただ、発達障害かどうか、ということよりも、
今から、この記事で書いていく3つのことを確認してください。

 

 

 

現在のお子さんの多くが、遺伝などではなく、
発達障害にならなくてもいいのに、なっている場合が、少なくありません。

 

 

それには、この3つが大きく関わっています。

 

 

 

 

1、グルテン不耐症

 

 

グルテンとは、小麦、大麦、ライ麦に含まれるもので、
パンなどのふわふわもちもちの食感を作り出すものです。

 

品種改良の結果、このグルテンの量が増加し、
人間にダメージを与えるというのが、近年、報告されるようになりました。

 

 

具体的には、腸に穴をあけたり、腸の機能を低下させることで、
慢性的な栄養不足、栄養失調を引き起こしている、ということです。

 

お子さんの心の成長がゆっくりだな、
精神的な発達が遅い気がする、

 

学校の先生や、塾の先生に、
勉強面の心配はないと言われているのに・・・・

 

 

と感じているなら、まず、疑うべきはグルテン不耐症という体質かもしれないということです。

 

 

杉の量が増えることで花粉症の方が増加したように、
現代になればなるほど、新しい病気、が出てくるのは仕方のないことです。

 

生活を便利にした結果、
違うところにひずみが出てくるというのは、珍しいことではありません。

 

車も便利ですが、
事故という負の側面も持っています。

 

私達にできることは、自分や自分の大切な人の体調の変化に気づき、
知識を得て、対処していくしかありません。

 

 

心の発達は、お子さんの栄養状態に大きく左右されます。

 

心の成長が遅いと感じているなら、このグルテンによって、
もしかしたら、腸の機能が低下しているせいかもしれません。

 

 

2、低血糖症

 

 

 

グルテン不耐症と同じで、これも、現代の食生活のせいで引き起こされる症状です。

 

糖が脳のエネルギーになることは知られています。
しかし、糖を摂りすぎると、体の反応によって、インスリンが過剰に分泌され、
逆に、糖が足りない状態になってしまうことは知られていません。

 

 

特に、朝を菓子パンや食パンで済ましている方、
お子さんの朝食に手を抜いているなら、お子さんが低血糖症になっている可能性があります。

 

 

この症状は、慢性的な体内の血糖値不足が続きますから、
これも、脳に十分な栄養・エネルギーがいっていない状態が続くということです。

 

 

これも、心の成長が遅くなる原因となります。

 

 

  • ジュース
  • お菓子
  • パン

 

 

これらのものをできるだけ摂らないようにするだけでも、
徐々に症状が和らいでいきます。

 

 

安くて楽な食事にすればするほど、さきほどのグルテン不耐症や低血糖症などの、
リスクを引き起こします。

 

 

お子さんの脳の成長と心の成長を守るためにも、私達、大人が知っておきたい知識ですね。

 

 

3、睡眠障害・睡眠不足

 

 

睡眠が足りていない場合も、
心の発達、精神的な成長は遅くなります。

 

 

グルテン、低血糖症、睡眠不足、これら1つだけというよりも、
精神的な成熟がまったくできていなかったり、成長が遅いお子さんは、
2つか、3つ当てはまっている場合が多いように思います。

 

 

睡眠不足は、意外にも、ご家庭のせいで引き起こされている場合が多いです。

 

お子さんが塾などで、夜が遅いのに、
朝ごはんは常に同じ時間にしているために、早く起こされたり、
平日、昼寝をしていると、サボっているとして、
無理に起こして、用事をさせたり。

 

 

小学校低学年では、10時間〜10時間半以上、
小学校高学年なら、9時間〜9時間半以上、
中学生は、8時間以上、
高校生でも、7時間以上、

 

 

の睡眠が必要だとされています。

 

これを切ってくると、
最近、テレビやネットのニュースで取り上げられるように、
睡眠負債、睡眠障害となって、
不登校になったり、記憶障害や精神的な不安定さにつながっていきます。

 

 

これも、現代病の1つですね。

 

スマホが普及し、
24時間、人とつながれるようになった便利さと引き換えに、
眠ることができない、という借金を背負うことになっています。

 

 

 

心の成長が遅いと何が困る?

 

 

例えば、こんなケースです。

 

 

最近は、労働に関する厳しい目が続いていて、
塾でも、長時間、教室をあけていることが難しくなってきました。

 

 

なので、土曜日、日曜日、祝日は特別な事情がない限りは、あけません。

 

 

ですが、インターネット出願をしたいためだけに、塾を開けてという高校3年生がけっこうな割合でいます。

 

ひとりは、パソコン家に3台あるけれど、全て壊れている。

 

「親か君のスマホでも申し込めるよ」というと、
「全部、壊れている」という、「嘘」を高校3年生が真面目に言います。

 

 

ひとりは、男の子ですが、
「だって、ひとりでやるの怖いねんもん」と拗ねます。

 

これを見ていた女子大生の講師が、
「ほんま、ダサいですよね。それくらい、自分でしろよって思います。」と一言。

 

 

草食系男子という言葉が一時期はやりましたが、
この言葉の流行と、発達障害が爆発的に増えてきた時期は、
だいたい一致していきます。

 

 

 

草食系というよりも、
精神的に未熟な男性が増えて、女性が魅力を感じる男性が減った、ということが問題かもしれません。

 

 

社会に出れば出るほど、
大人の世界に近づけば近づくほど、誰にも相手にされなくなっていく。

 

 

精神的に幼いままだと、ここが問題になっていくと思います。

 

 

そして、その1つの原因が、
この心の成長が遅い、というところだと思います。

 

 

最近の大学のインターネット出願自体は、
どのパソコン端末からでもできますが、
問題なのは、どういう出願方式で受験の料金としていくらまで出せるかは、
塾側は、わからないということです。

 

 

そこは、親御さんと相談してもらうしかありません。

 

 

お父さん、お母さんと向き合うのが苦手だから、
塾に逃げたいという気持ちがありありと見えます。

 

 

でも、大学は、お父さん、お母さんに、大きな負担を強います。
お父さん、お母さんと向き合えないというのは、
これから出てくる大きな問題とも向き合えないということにつながっていきます。

 

 

こういった小さいかもしれませんが、
精神的に未熟に感じる子どもが増えています。

 

 

それは、本人のせいというよりも、
現代の食生活、現代の生活環境が、
お子さんの脳の発達を遅らせ、精神的に未熟なまま、社会に出ていかなくてはいけない、という状態をつくっているのかもしれません。

 

 

ぜひ、そこは、お父さん、お母さんが知っていただき、
考えていただいたらと思います。

 

 

 

 

 

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