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現代の発達障害の原因と考えられるもの〜睡眠障害と栄養不足

 

現代の発達障害の原因と考えられるもの〜睡眠障害と栄養不足

 

 

あわせて、こちらの記事も参考にされてください。

 

2010年前後の、
発達障害に関する本を読むと、凄い勢いで「発達障害」と診断される方が増えているということが書かれています。
7年前ですら、そうなんですから、現在は・・・・

 

当たり前ですが、
現在もその数は伸び続けています。

 

そして、
私は、その何割かの人たちは、本来なら「発達障害」と診断されなくても良かったのでは?
と思うんです。

 

 

というのも、ヤフーでこんなニュースを見たからなんですね。

 

子どもたちが大きな「睡眠債務」に陥っているというニュースです。

 

https://news.yahoo.co.jp/feature/722

 

この記事で、私が最も気になったところを紹介します。

 

 

「慢性的な睡眠不足が続くと、体内時計の混乱や脳機能の低下から「小児慢性疲労症候群」を発症する。」と三池医師は警鐘を鳴らす。頭痛・腹痛、イライラなどの自律神経系の症状が出始め、記憶力や判断力、やる気が低下し、強い倦怠感に支配されるのだ。勉強に集中できず、当然、成績は低下する。「まるでお年寄りの認知症と似た状態が脳の中で引き起こされてしまう」と、三池医師は言う。
https://news.yahoo.co.jp/feature/722

 

 

この「まるでお年寄りの認知症と似た状態が脳の中で引き起こされてしまう」と、三池医師は言う。というところに、
私は大きく納得できます。

 

私が再三、このサイトで言い続けてきた、
発達障害のお子さんは、認知症のお年寄りのようだという感覚が間違いではないということがわかります。

 

専門家が認めているんですね。

 

 

慢性的な睡眠不足により、脳の状態がおかしくなっているんです。

 

 

私はもともと、
発達障害になりやすいお子さんが、
現代的な生活、特に、睡眠時間の乱れによって、きつい発達障害の症状が出てきてしまっている。

と考えています。

 

 

記事によると、
知られていないけれど、本当に多くの子どもが睡眠障害になっていて、
助けを必要としているということです。

 

 

これはもっともっと、取り上げられるべきニュースですね。

 

睡眠障害、睡眠債務は、
思ったよりも怖いです。

 

それは、一度なってしまうと、
長い間をかけて、しかも、専門家のきちんとした指導の下、回復へのサポートをしなくてはならないからです。

 

  • 朝、起きたくても起きられない。
  • イライラして、不安になる。
  • 認知症の状態になっているので、新しいことが覚えられない、
  • 記憶が飛びすぎていてまわりから気味が悪いと言われる。

 

見ていてかわいそうになる発達障害の子どもたち。

 

もしかしたら、それは、睡眠障害のせいかもしれません。
全国で睡眠外来は増えつつありますから、一度、受診を考えられてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

それから、最近、私はこんな本を手に入れました。

 

『うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった』という本です。
2017年の7月に出版された本で、まさに、栄養不足が体の不調だけではなく、心の不調をつくっていたということが改めてわかる本です。

 

 

ただ、改めて、「鉄」の大事さはわかりましたが、
すでに、・・・・・という本も出ており、
栄養が脳の機能を改善させ、精神的疾患を治療・改善するというのは、すでに私にとってはわかっていることでした。

 

すでに、そのようなカテゴリーページはつくっていますし、
脳に良いとされるものや体調管理にいいという食品については解説しています。

 

 

 

発達障害改善にいいとされる食べ物

 

 

カテゴリーページ

発達障害改善にいいとされる食べ物の話

 

 

 

この本がショッキングだったのは、
「鉄」など栄養不足が現代で起こっているということではなくて、
お医者さんが、栄養学についてほとんど知らないということを述べている点です。

 

 

私の塾のアルバイトの大学生講師の中に、
薬剤師志望の大学生が何人かいます。

 

その子たちは、声を揃えて、
あまり医者にはかからずに、インターネットや本などで、自分で治療方法を探したほうがいいですよ。
と言います。

 

その理由が、この本によってわかります。

 

1部抜粋しますね。

「医学業界では、こうした栄養学や食事指導については教えませんので、ほとんどの医師はこの質的な栄養失調の問題に気が付いていません。クリニックの医師はともかく、大学病院、国立病院などの基幹病院に勤務している医師は、とくに気付いていないと思われます。
こうした構造が根本的に変わるのは難しいでしょう。なぜなら、ほとんどの医師は、製薬メーカーの言いなりになっているからです。そもそも、製薬メーカーの資金援助なしに、医学研究はできない構造になっています。ですから、新薬をもちあげるような論文も出てくるのです。」(『うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった』藤川徳美 2017年7月20日 光文社)

 

時々、ドラマなどで出てくる製薬メーカーと病院・医師の癒着。
それによって、新薬のデメリットが過小評価されることもあります。

 

ただ、製薬メーカーがあるおかげで、
新しい薬が私たちは使えるのだ、ということも事実です。

 

これは、事実であって、良い悪いの問題ではありません。

 

そこではなくて、みんなが安心して使ってしまう大手の病院の医師ほど、
精神的な疾患が栄養不足にある、という点を軽く見ている、もしくは、そもそも知らないということがある、ということです。

 

 

だからこそ、自分で心の問題、脳の問題、栄養の問題などを勉強していく必要があるんです。

 

 

お子さんを守れるのは親であるあなたしかいません。

 

 

病院をまわって、どうしてお子さんの発達障害が改善をしないか嘆く前に、
自分の「知識」の量を増やすということを意識してみてください。

 

 

今、こういう睡眠に関する本が増えています。

 

 

さらには、栄養に関するこんな本も増えています。

 

 

増えている理由は、睡眠、そして、栄養の摂取で、
困っている人が増えているからです。

 

 

本自体は独立していますが、
この2つの関係は、強いつながりを持っています。

 

 

睡眠だけ長くしても意味はないですよね、栄養が足りていなければ。
栄養だけどれだけとっても、睡眠が十分でなくては、体を壊しますよね。

 

 

当たり前のことです。

 

 

その当たり前のことが、みんなわからない時代になっているんです。

 

 

そして、犠牲になるのが、子どもなんですね。

 

 

それが、「発達障害」と診断される患者の増加につながっていると私は考えています。

 

 

自分のためにも、お子さんのためにも、
睡眠と栄養についてはしっかり勉強する。

 

 

このことを頭に入れておいてください。

 

 

そして、「発達障害」を改善するための知識は、
この2冊がダントツですので、本気で発達障害を改善させたいという方は、手に入れてくださいね。

 

 

「アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル」のレビュー【購入済み】

 

「ASミラクルナビ」のレビュー【購入済み】

 

結局、この睡眠障害にしても、「鉄」不足にしても、
きちんとした知識を身に着けておけば怖いものではありません。

 

 

いくつになっても勉強すること。
勉強するためには多少の投資は普通だと考えること。

 

 

これが大切です。

 

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