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発達障害はどうやって治すのが正しいのですか?

 

 

発達障害はどうやって治すのが正しいのですか?

 

ある人は薬で治せると言い、
ある人は薬で治せないと言います。

 

食事法で治せるという人もいれば、
8歳以上になると無理という人もいます。

 

何を信じればいいのでしょうか?

 

 

 

 

 

いろんな専門家が、
いろんな意見を言っている。

 

自分できちんと、発達障害の知識を身につけないと、混乱してしまいますよね。

 


 

発達障害の治療や改善といった言葉をどう捉えるか、によるところになります。

 

 

まず、発達障害の薬について考えます。
発達障害を根本的に治す薬、というのはありません。

 

例えば、性病のような感染症で考えてみましょう。

 

  • クラミジア
  • 淋病
  • 梅毒

 

なんでもいいですが、これらの病気を治すためには、
外からやってきたウイルスや菌を死滅させれば、治療成功となります。

 

抗生物質を飲み、体の中のウイルスや菌を殺します。

 

薬の投薬後、
体の中から菌やウイルスの反応がなくなれば、治療が終わったことになります。

 

 

これは、体にあってはいけないものの存在を、
体の中から消し去ることで、治療が終わったと言えます。

 

 

この手の治療は、終わりがはっきりしています。

 

 

体にとって良くないものを排除するだけでいいからです。

 

しかし、発達障害の治療・改善は、リハビリに似ています。

 

発達障害は脳のアンバランスな発達が原因であり、

 

不注意、衝動性が強くなったり、
匂いや光の刺激に敏感で、日常生活に支障がでたり、

 

この過敏すぎる部分を、
薬によって抑えるのが、発達障害の治療の1つです。

 

 

なので、薬でいったん、
日常生活で不便を感じる部分を抑えてから、
少しずつ、脳の成長を正常に戻してあげる、脳のアンバランスさを解消してあげる、ということが必要です。

 

 

 

私たちの薬、の認識が違うのかもしれませんね。

 

 

抗生物質のように、体の中の悪いものをやっつけてくれるものと、
風邪の薬のように、体の抵抗反応が行き過ぎるのをおさえるもの。

 

 

薬には2つあって、
発達障害の薬、というのは、風邪の薬のようなものです。

 

 

精神科医の方が、
投薬での治療を進めることが多いのは、「製薬会社との癒着」というような、
サスペンスドラマのような医師の「エゴ」のためではありません。

 

精神科に来られる方は、
中学生以上の発達障害の方が多くなり、
いったん、薬で、今出ている発達障害に起因する症状をおさえる必要があるんです。

 

岡田尊司氏の『アスペルガー症候群』という本では、
匂いに敏感な女子中学生の例が紹介されています。

 

 

彼女は食べ物の匂いに敏感なために、
人間の吐しゃ物の中で、昼ご飯を食べているような感覚になり、
学校に行けなくなりました。
ですが、薬でその症状を抑えることに成功したため、学校に通えるようになった。

 

 

ということが書かれています。

 

食事療法などで、根本的に脳のアンバランスさを解決していくのは大切ですが、
彼女の場合、まずは、日常生活では不便でしかない感覚の鋭敏さを抑える必要があったんです。

 

 

この後、徐々に薬を減らしていくことは可能です。

 

 

風邪の薬も、どんどん減っていきますよね。

 

 

風邪に負けない強い身体を作ることは大切ですが、
すぐにはできませんよね?

 

今、風邪で死にそうになっている相手に、
まずは運動から・・・・なんていうアドバイスをしますか??

 

 

しませんよね。

 

 

まずは、熱を下げること、それが必要なんです。

 

 

薬を使うっていうのは、
このまずは熱を下げる、という行為に似ています。

 

 

この薬の処方はお医者さんじゃないとできません。

 

 

そして、私たちができること、というのが、
食事や運動による体質の改善、なのです。

 

 

いつまでも、薬に頼るのは嫌だと思います。

 

そのために、体の中から、
脳の機能を阻害する要因を排除して、
きちんとバランスのいい動きをする脳に変えるためには、
トレーニングと食事の改善が必要になってきます。

 

 

風邪を引けば、
消化の良いものを優先的に食べたりしますよね。

 

 

 

体調が悪くなったり、
もしくは、スポーツなどでいいパフォーマンスを発揮したいとき、
そのほかでは、妊活をするときでも、私たちは食事に気を使います。

 

 

なのに、発達障害を改善させる、という時になると、
食事を気にしたり、運動を気にしたりする人が、圧倒的に少ないんです。

 

 

食事法で、発達障害を治すことは可能です。

 

ただし、8歳以上になってくると、
脳の改善の効果はゆるやかになります。
治りにくいというよりも、治っているのが目に見えにくくなります。

 

 

脳のアンバランスさが治ってきていても、
それなりに大きくなると人には「自我」が生まれますから、
その意識と含めて、治っているかどうかが見えにくくなります。

 

 

拝啓、アスペルガー先生 私の支援記録より』や、
澤口氏の『発達障害の改善と予防』で、

 

劇的に、発達障害が良くなったお子さんの例は、
やはり、年齢が下のお子さんがほとんどでした。

 

 

それに対して、杉山登志郎先生の、アスペルガー『アスペルガー症候群と高機能自閉症の理解とサポート

 

 

では、中学生以上のアスペルガー症候群の方の事例が多数あり、
学校現場、家族、精神科の方々の苦労が伝わってきます。

 

ですが、どんな状態であっても、そこには「改善した」事例が載っており、
「希望」はあります。

 

 

 

インターネットなどの情報が多すぎてわからない、
という人は、実は、まだ、勉強不足なんです。

 

 

本をたくさん読み、
当サイトで紹介しているイーブックを読めば、

 

発達障害に対する疑問はほぼなくなっています。

 

 

迷ってしまう気持ちもわかりますが、
まずは、たくさん知識を仕入れる。

 

本なんか読んでも・・・・
イーブックはなんかあやしい・・・・

 

 

そんな先入観で、
出所のあやしいインターネットの情報だけに頼らないでください。

 

このサイトもインターネット上にあるわけですが、
たくさんの参考文献を読み、有益な情報をできるだけ載せるようにしています。

 

 

 

  • 薬で治す、
  • 8歳以下で治す、
  • 食事で治る、

 

 

どれが本当かわからなくなると思いますが、
どれも本当のことなんです。

 

 

そして、それには1つ1つ根拠があります。

 

 

ぜひ、発達障害・ADHD・アスペルガー症候群の本やイーブックをたくさん読んで、
正しい知識を身に着けていってください。

 

 

数万円の投資です。

 

 

それで、お子さんの発達障害を予防・改善できるなら安いものですよね。

 

 

 

私も、ただの塾の教室管理の仕事ですが、
たくさん本を読んできました。

 

 

だから、たくさんのことがわかるようになりました。

 

 

そして、発達障害は怖くない、治る、ということもわかるようになりました。

 

 

あなたもぜひ、自分や大切な人のために、
正しい知識を身に着けるにしてくださいね。

 

 

 

 

本気で、発達障害を治したい方は、
これを手に入れてください。

 

『アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル』のレビューへ

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