サイトを一新していきます。
ヘッダーを変えました!
2017年7月30日から、
ヘッダーを変えて、発達障害のお子さん(中学生、高校生の)をお持ちの方へ向けた、
発達障害、改善、治療のための情報を提供していきます。
発達障害で悩む人が1人でも少なくなるように、
より一層、濃くて深い情報を提供していきたいと考えています。
発達障害を改善させるための、本もイーブックもマニュアルも、
たくさんそろっているのに、お子さんの発達障害が改善されないのは、お父さん、お母さんのほうに原因があるかもしれないんです。
発達障害の中学生、高校生のお子さん(疑いも含め)をお持ちの方へ
「発達障害の教科書」は、よりお伝えしたいことを、
より伝えたい人のために、発達障害の中学生、高校生をお持ちの、
お父さん、お母さんへメッセージを発信していきたいと思います。
お子さんの発達障害を改善させるためには、何が必要だと思いますか?
病院に行くこと?
病院で診断をもらうこと?
「大丈夫だって」しか言わない旦那さんを説得すること?
確かに、これらも、すごく大切ですが、
必要なのは、お父さん、お母さん自身が「変わる」ことです。
発達障害の改善を手助けする発達障害支援センター、
最近ではここのほとんどが、発達障害のお子さんだけではなく、保護者の方も一緒に来られることを推奨しています。
発達障害治療の最前線にいる星野仁彦先生も、
その著書では、発達障害そのものの治療方法よりも、
お父さん、お母さんの発達障害の捉え方、考え方、お子さんの発達障害よりも、
お父さん、お母さんの発達障害の治療を優先することが大事だと言います。
発達障害の治療は、
お子さん自身よりも、
お父さん、お母さんが「変わる」必要があります。
発達障害は治ると言われるようになって長いですが、
一方で、発達障害が治らないと考えている人もいます。
それはどうしてかというと、
お父さん、お母さんが変わらないと、お子さんが変わらないからです。
人間の脳というのは、
もちろん、その子自身が成長するにつれて成長していくということもありますが、
人と触れ合うことで成長していく部分も大きいんです。
例えば、幼児期に、
お母さんとお子さんが触れ合うことで愛情ホルモンと呼ばれるホルモンが出ることがわかっています。
しかも、そのホルモンは、お母さんにも、お子さんにも分泌されるんです。
脳の成長、心の成長を助けるホルモンが、
親と子ともに出てくるのが、親と子の触れ合いなんです。
このことからわかるように、
お子さんとの接し方というのは、お父さん、お母さん自身の脳や心の発達・成長にも、
大きな影響を与えているんです。
私は塾の仕事をしていますが、
お子さんの発達障害が治らないと、いろんな病院に行っているお父さん、お母さんは、
ご自身を変えるという発想が全くといっていいほどありません。
Aという病院に行ったり、
Bという病院に行ったり、
塾に入れてみたり、
と、常に他力本願なんです。
例えば、本を10冊、20冊と読んでみたり、
私のようなサイトなどに質問してみたり、
お父さん、お母さんの集まりに顔を出してみたり、
そういった「動き」がまったくありませんでした。
少し厳しい言い方をすると、
自分の子どものことなのに、この子のことは『誰かになんとかしてほしい』という甘えが見えてしまいます。
そんなお父さん、お母さんのお子さんは、
やはり、まわりの子どもと上手くなじむことができず、
いじめやいじめに近いことがされることが多いです。
一方で、発達障害、または、グレーゾーンと診断されながらも、
まわりに馴染むことがそんなに苦ではない子もいました。
その場合、お父さん、お母さんが勉強熱心で、
ご自身で本をたくさん買われて勉強したり、
集まりに顔を出したり、
上手く行政の支援施設を利用したり、
お父さん、お母さんが知識に投資をして、ご自身が「変わる」ことに積極的でした。
お子さんとの触れ合いで、お子さんにも、お父さん、お母さんにも、
愛情ホルモンが分泌される、というのは、本を読むことで得られる知識です。
逆に知らなければ、
どれだけ病院に行っても、何も変わらないということになります。
発達障害になる「可能性」があるものが、
現代の社会にはあふれています。
たばこのようなものから、
普段口にする食品や、食品に使われる油といったものまで、
普通に暮らしているだけで、脳や発達に良くないものを自然と体に取り込んでいると言われます。
近年になって、発達障害が取り上げられ、
発達障害だと診断される人が急増していることには理由があります。
普通に生活していると、発達障害になっていってしまうのが、今の生活なんです。
だからこそ、お父さん、お母さんが知識を身につけて、
今までの昔の日本であれば普通に成長していた脳の成長を、
意識して助けてあげる、ということも現代は必要なんです。
意識しないと、どんどん発達障害になっていってしまう可能性が、現代の生活にはあるということを、
もっともっと、意識する必要があります。
そして、根本的に子どもの発達障害を改善するためには、
お父さん、お母さん自身が「変わる」ということを意識しなくてはいけません。
発達障害、もしくは、発達障害かもしれないお子さんを持って、
いらいらされるお父さん、お母さんにも多々会ってきました。
でも、お父さん、お母さんが考え方を変えれば、お子さんの見方を変えれば、普段の生活を変えれば、
そんな思いをしなくていいことがたくさんあるんです。
こんな2つのケースを紹介します。
テストになるとお腹がいたくなるというお子さんがいました。
私は、そのご家族の、朝、菓子パンだった今までの朝食を、ご飯とみそ汁に変えてもらいました。
それでお腹が痛くなる問題はなくなりました。
お母さんがそれまでの生活を変えてくれたので、お子さんは、変わることができました。
お腹の不調も、改善できました。
朝が弱い、というお子さんの問題を相談されたことがありました。
聞いてみると、そのご家庭の夜のご飯の時間は、夜10時ということがわかりました。
食べるものの消化に体力をとられるわけですから、
朝、起きられるはずがありません。
食事の時間を変えることを何度も提案しましたが、
そのご家庭はそれをされず、朝、起きられない子どもは、高校生になっても、大学生になっても、朝が弱いままでした。
結局、お子さんは、肝心なものは治せないままになってしまいました。
正しい知識と、自分が変わろうとする親の意識で、お子さんの生活を変えることは可能なんです。
そして、変えようとしなければ、お子さんの負の部分っていうのはなかなか変わらないんです。
今日から、私はサイトのヘッダーを一新し、
発達障害の中学生、高校生のお子さんをお持ちの方へ、
情報発信をしていこうと決めました。
でも、1番大切なのは、これを読んでいるあなたに、
自分を変えるという気持ち、意思、覚悟があるか、ということです。
つたない文章で伝わりにくいところもあったと思いますが、
発達障害の治療・改善は、お子さん本人ではなく、お父さんやお母さんの心の問題がとても大きいんです。
まずは、そのことを頭に入れておいてほしいと思います。
そうすることで、私のサイトの情報や、
私のサイトで紹介している本、イーブックの効果がさらに上がると思います。
まずは、自分を「変える」気持ちをもつこと、
それを意識してくださいね。
お父さん、お母さんが変わらなければ、
お子さんが変わるっていうことはありえません。