塾の先生が発達障害を見分ける方法
塾にあるあのアイテムで、発達障害を見抜いていたんですね。
塾の先生が発達障害を見分ける方法
これから塾の教室を任される方、
もしくは、塾では発達障害はあまり知られたくないという方へ。
塾で行う簡単な発達障害を見分けるコツがあります。
それは、塾に、水(ミネラルウォーター)もしくは、お茶を置くことです。
この水なり、お茶を飲みたがるのは、ほぼ100%発達障害のお子さんです。
(診断を受けている、受けていないは別にして)
私も、どこかのサイトで、
簡単に発達障害を見分ける方法として、
塾に水分を置く、というものを見かけて、水やお茶を置くようにすると、
飲む子、飲まない子がはっきりしてきます。
人格的に問題がなく、
成績が優秀なお子さんほど、「飲みません」
適度に飲んでいいよと促しても、飲みません。
遠慮とかそういうことではなく、
集中を切らしたくなかったり、
自分でのどの渇きはコントロールしているようです。
それに対して、
1時間の授業でも、2〜3回、お茶を飲みに行くような子もいます。
そして、そういう子は、発達障害、もしくは、発達障害の症状が出ています。
(わかっていないのは、親と本人だけ)
私の教室にいる大学生の講師たちも、
飲む子と飲まない子で、
明らかに発達障害の症状がある子と、そうでない子に分かれることに、驚いていました。
新しい生徒が入ってくるたびに、ウォーターサーバー(本社に言って入れてもらいました)
に行くかどうかの反応を見ています。
もしも、塾の教室内にウォーターサーバーがあり、
発達障害を知られたくないなら、飲ませないのがベターです。
ただし、発達障害は、
同世代の子どもをたくさん見ていれば、自然とわかりますので、
先にカミングアウトしておいたほうが楽です。
発達障害のお子さんが、睡眠不足になりやすいのも、
こののどの渇きが原因になっています。
夜、寝ている間に、のどが渇いて起きてしまうのです。
そして、水分を補給しすぎて、今度は、おしっこに行きたくなります。
こうやって、夜中に何度も起きるので、
睡眠不足になってしまうんです。
これはある程度は仕方ありません。
脳への神経伝達が、過剰過ぎたり、過少過ぎたりするのが、
彼らの特徴です。
ただし、
考えれる方法があります。
この喉が渇きやすいお子さんの特徴の1つが、
マクドナルドなどのファーストフードが大好きだという点です。
油で揚げたポテトに、
炭酸飲料、
そして、化学的な調味料たっぷりのハンバーガー、
これらは、味の刺激物の総合デパートです。
日常的にこれらの商品を食べていると、
神経が刺激され、喉の渇きやストレスを、
普通の人の何倍も感じてしまうと考えられます。
また、こういう食品ではなく、
野菜やフルーツをたくさん摂ることで、
体内に水分がとどまり易くなるそうです。
私の知り合いの医師に聞くと、
人間には水分が必要だけど、水やお茶だけじゃあ、そのままおしっこになって出ていく。
一緒に、野菜を摂ることで、
その水分を身体の中に留めておくことができると。
一番いいのは、
お茶や水を飲んだときは、一緒に、漬物を食べるのがベストだよ。
と。
なかなか、漬物は毎日用意できませんが、
私はできるだけ、野菜を摂るようにしています。
やっぱり、体が楽ですね。
それにフルーツも、大事な水分源です。
発達障害のお子さんが、
水を欲している、飲み物ばかり飲みたがるのは、
食事のバランスが上手くいっていない可能性があります。
また、野菜・フルーツなら何でもいいわけではなく、
実は、あまり摂らないほうがいい野菜・フルーツもあります。
その辺りの詳しいことは、
「アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル」にあります。
(2015年から自閉症スペクトラムにも対応しています)
ひろあのアスペルガーADHD発達障害改善マニュアルのレビューはこちら。
喉の渇きを訴える子どもの注意点
喉の渇きを訴える子どもの注意点
これは、どちらかというと、
塾の先生の目線になるかと思います。
喉の渇きを訴えるお子さんの親も、
発達障害の可能性が高いです。
なので、
- 時間にルーズ
- お金にルーズ(金銭がないということではなく、塾のお金などを支払日までに払えない)
- 子どもの教育にもルーズ
という傾向にあります。
また、これと同時にチェックしておきたいのが、
お母さんの「爪」です。
ネイルばっちりだと、明らかに料理をしていません。
この場合、発達障害の症状が重症化します。
イライラしやすかったり、
痴呆症のように、今言ったこと、前やったことを覚えていなかったり、
そわそわしたり、
勉強ができない体と脳にどんどんなっていっています。
お母さんに、バランスいい食事の注意を促したり、
発達障害のカミングアウト。
そして、最悪の場合は、こちらから塾を追い出す。
という選択も必要になっていきます。
軽い発達障害の症状は、本来であれば、大人になっていけばおさまるものでした。
ですが、今は有病率が上がっています。
それは、親の育て方が、良くないせいです。
- 外食が多い。
- おやつばっかり食べさせる。
- お父さん、お母さんが面倒だからと、できているお弁当や食べ物を買う。
この環境が続くお子さんは、
お子さんだけの努力や成長で発達障害が良くなることは、ほぼありません。
つまり、親がだらしなければ、
その子は、悪くなるしかない、ということです。
ウォーターサーバーやお茶を置いて、
発達障害を見分けることができたら、
後は、塾に残すのか、去ってもらうのか、この「ライン」も決めなくてはいけません。
事態はそこまで来ています。
ただ、喉が渇く、という話ではなく、
ここには根深い問題があります。
発達障害を悪化させる家庭環境・家庭要因について、
もっと、注意喚起するべきだと私は思っています。
最後に、重い話になりましたが、
発達障害のお子さんはのどの渇きを訴えやすい、ということを知っておいてください。