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塾の講師が見た不登校がプラスになるお子さん

 

塾の講師が考える不登校のメリットってあります。

 

それは、学校に行かなくていい!、です。

 

当たり前といえば当たり前ですが。

 

地域差があるので感覚的にわからない人もいらっしゃると思いますが、
最近、私が塾に来てくれているお子さんから聞くのが「同級生が気味悪い。」という言葉です。

 

 

私が聞いた例では、

 

授業中、急に席を立って、教室のドアをはずし廊下を往復しはじめたお子さん。
中学生で給食の時に、自分でお味噌汁をこぼしてしまったくせに、味噌汁が制服にかかったことに怒り、暴れ出したお子さん。
授業中、ずーっと般若心経を唱えているお子さん。

 

荒れている、とは違うんです。

 

理解ができないという同級生のお子さんが増えていて、
中学校に通うことが「怖い」と感じるお子さんが増えているんですね。

 

 

勉強ができるお子さんほど、「怖い」と感じています。

 

 

そういうお子さんの一部は学校に行くことに「メリット」が感じられず、不登校になります。

 

 

じゃあ、不登校になったからといって生活が乱れるかというとそうではありません。

 

塾に行っているお子さんはしっかり勉強しますし、
むしろ、生き生きと勉強ができる喜びを感じ勉強し、良い高校や大学を目指します。

 

 

そして、レベルの高い学校に行くと普通に通い出します。

 

 

言葉は悪いかもしれませんが、最近の子どもたちがおかしくなっている。
そして、こういう言葉がいいのかはわかりませんが、ちゃんと育っているお子さんが、
まわりのお子さんを受け付けなくなっているんです。

 

 

お子さんたちがおかしくなるかもしれない。

 

それを、2010年にすでに指摘していた医師がいます。

 

姫野友美医師です。

 

 

 

「国民の健康は国家の資産」です。
国民が今のままの食事を続けていれば、早晩病気になり、働ける人口は少なくなり、国の経済は崩壊します。
子どもたちが今のままの食事を続けていれば、大人になったとき病気になり、国を支えることができなくなります。
一国を滅ぼすのには高度な武器も戦争も必要ありません。その国の食事を、人間の代謝に合わないものにしてしまえば、国民はみな病気になり、国は滅びるのです。
日本の未来を健全で豊かなものにするためには、どの側面から考えても、まず今の食事を変えて、国民の脳と身体の機能を正常化することが絶対条件なのです。
心療内科に行く前に食事を変えなさい〜疲れた心に効く食べ物・食べ方』 著・姫野友美 出版社・青春出版社2010年7月10日

 

 

2010年に普及していた食事を続ければ、
子どもたちは病気になっていき、国を支えられないようになる。

 

そう指摘しています。

 

心療内科の話ですから、この病気には心の病気も含まれるでしょう。

 

 

2010年には今の食事を変えて、
脳と身体の機能を正常化することが絶対条件とまでおっしゃっています。

 

 

この記事を書いているのが、2019年です。
姫野医師はその10年前の時点で食事を変えないと、国民の脳と身体の機能がおかしくなるという指摘をしているんですね。

 

私がこのサイトでレビューしている本だと2003年にすでに澤口俊之先生が日本の食事の危うさを指摘しています。

 

塾にいて思うことは、
食事がちゃんとしているご家庭のお子さんは勉強もできますし、精神的にもしっかりしています。

 

 

そうじゃないご家庭のお子さんは本当に幼いですし、本人の特性とあわさると行動が「気持ち悪い」と感じてしまう人もいるでしょう。

 

そういうお子さんと縁が切れるという意味では不登校にはメリットがあります。

 

正直、わかりやすい授業は勝手にYouTubeにアップされていますから、
それと塾で中学・高校レベルの勉強はカバーできます。

 

むしろ、真ん中よりもちょっと下にあわせて進む学校の授業よりも、
わかりやすく自分のペースでできるのは一部のお子さんにとっては歓迎するべきことです。

 

 

テレビでニュースになるのは、学校のいじめなどで不登校になるお子さんの話ばかりです。

 

 

しかし、前向きな不登校も増えているのではないか?と思います。

 

 

自分の勉強する環境を選ぶという点では、不登校にはメリットがあります。

 

クラスにいる子どもたち、その学年の子どもたちのレベルはどうしても「運」です。
公立の学校ならなおさらです。

 

 

しっかり勉強ができるお子さんなら、そこまで不登校はデメリットにはなりません。

 

不登校にはこういうメリットがあるのだ、ということを知っておいてもらえたらと思います。

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