発達障害のお子さんに食べさせたい食材それが、「きのこ」なんです。
きのこの力!を知ってください。
肉と一緒に焼くだけでいい。
お味噌汁に入れても美味しい。
お肉が食べられるようになったら、今度はあとひとつきのこを足してみませんか?
きのこの力を少しここで説明していきたいと思います。
きのこは食物繊維が豊富で、腸が元気になりますので、
免疫力が上がったり、「食べるだけで元気になる食材」といえます。
まずは、鍋の定番「えのき」から見ていきましょう。
えのきは、他のきのこよりも、ビタミンB1、ビタミンB2が豊富と言われています。
ビタミンB1は、脳の神経細胞の働きを整えてくれるものとして有名ですね。
そう子どもには欠かせない栄養です。
また、糖質の代謝を助けてくれるので、
身体の回復にも効果が期待でき、お菓子を食べてしまった日にはとっておきたいですね。
排泄も助けてくれるので、発達障害のお子さんにぴったりです。
次は、「しめじ」
ここでは、手に入りやすいブナシメジを見ていきます。
しめじの良さは、
なんといっても、ビタミンDだと言われます。
ビタミンDが不足することで、
人間はストレスに弱くなります。
太陽を浴びると生成されることがわかっているビタミンD。
日照時間が少ない地域は自殺率も高くなるともいわれますよね。
おそらく、ビタミンDの抗ストレス機能が凄いということでしょう。
あとは、しめじは、グルタミン酸も有名ですね。
代謝機能が高まり、疲労の回復や病気に負けない体づくりに必要なんですね。
不登校気味だったり、
新しい環境にチャレンジされるお子さんには前向きにとらせたいきのこですね、しめじは。
さて、次は「しいたけ」
うんちくですが、
マッシュルームとしいたけだけ、エリタデニンという成分があり、
動脈硬化や高血圧を予防してくれるそうです。
お子さんもそうですが、親御さんのほうがすすんで食べたいですね。
まず、しいたけは、腸の働きを活発にしてくれます。
これだけでも、十分という感じですね。
ビタミンDももちろんありますので、
小魚といっしょに食べれば、カルシウムの吸収も効率的になります。
歯を丈夫にすれば、
将来的に胃腸を守ることにもなりますし、
やはり、食べる力は生きる力、ですから。
積極的に食べたいですね。
まよったら、「しいたけ」ですね。
苦手なお子さんもいらっしゃると思うので、
難しいところですが、とりあえずきのこの中で食べておけ、ということでいえば、
「しいたけ」になりますね。
肥満が気になる子にも積極的に摂らせたいものです。
どのきのこにも、いい栄養は入っていますので、
そのときそのときのセールで買ってもいいですね。
もちろん、どのきのこも魅力的で、
毎日、種類をかえて食べられたらいいですね。
今まで、お菓子を食べさせてきたなぁという方は、「エリンギ」がいいかもしれません。
βーグルカンがエリンギは多く、
糖尿病の予防に効果があるといわれています。
ビタミンB1やビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、食物繊維も、もちろん、
含まれています。
ただ、他のきのこに比べると栄養は低いというようなこともいわれます。
食物繊維の含有量は多いので、便秘を優先的に治したいなら、エリンギでしょう。
食感は好きな子は多いかもしれませんが、
料理によっては、独特なにおいがありますので、
このあたりは、お子さんの好みにあわせてください。
整腸作用があるといわれるオリゴ糖も多く含んでいるといわれ、
お腹が緩い子にも、エリンギがいいかもしれませんよ。
マイタケも、ビタミンDやナイアシン、食物繊維などの栄養素があります。
また、カリウム、亜鉛という栄養素が含まれています。
カリウムは神経の伝達をサポートすると言われていますし、
亜鉛は新陳代謝にかかわっていますし、DNAの転写機能にもかかわっていると知られています。
マイタケは、食感がこりこりしていて、
きのこっぽくなく、食べられるお子さんが多いのが特徴ですね。
さて、最後にマッシュルームですが。
結論的には、「旨い!」というだけです(笑)
もちろん、きのこですから、普通に食べてもらいたいものですよ。
ほんと、普通のきのこより美味しいらしく、
実際にうまみ成分の「グアニル酸」がシイタケの3倍ほどあるそうです。
きのこの成分は調理方法などで、
失われたりはありますが、そのあたりは、あまり気にせず、
食べやすい形で食べていきましょう。
一応、汁物にすると、栄養がとけるので、
汁までちゃんと飲めばいいのだとか。
よって、豚汁は最強かもしれませんね(笑)
以上、きのこの力でした。
お子さんが食べやすいきのこから、食べられる種類を増やしていけたらいいですね。
腸へのサポートと、
脳神経の発達のサポートができますので、
発達障害のお子さんには、どんどん食べていただきたい食材ですね。
口にする機会があるなら、どんどん食べていきましょう。
カロリー自体も少ないですし、
何より、お肉との相性もいいので(絶対ではないですが)、
お肉を食べるのと同時に一緒に食べていってほしいですね。