あの飲み物は少しだけ避けてほしい。【牛乳と発達障害の話】
実は牛乳は、発達障害のお子さんには良くない、
そんな話をあなたは聞いたことがありますか?
事実、『発達障害の子がぐーんと伸びる心と体の育て方』
では、こんな記述があります。
「白い食べ物はなるべく避けた方がいい」ということです。
牛乳、ヨーグルト、ですね。
ただし、豆乳や豆腐はオッケーです。
白いものすべてではありませんが、
白いものを避けた方がいいですね。
信じられないかもしれませんが、
発達障害のお子さんの症状は、牛乳を飲まないだけでも、改善される可能性があります。
私がいろいろネットで探していると、
牛乳を飲まないことで、野菜を食べるようになったという記事も出てきました。
すべての発達障害のお子さんに通用するわけではありませんが、
牛乳やヨーグルトをやめることで、発達障害の症状が改善されることがあります。
牛乳は、アメリカの戦後の日本占領政策の1つとして、日本に入ってきました。
そして、牛乳は実は、飲まないほうがいいという記事もネット上では増えつつあります。
発達障害の観点からいうと、
牛乳に含まれるカゼインというたんぱく質が、
自閉症や発達障害の原因になる物質を作り出すことがわかっています。
この物質は別名、カソモルフィンと呼ばれ、専門家のあいだでは、「脳内麻薬」とも呼ばれているとか。
ただし、カソモルフィン自体は、鎮静作用、消化吸収を助ける作用があるとされる場合もあり、このあたりは、絶対に牛乳が悪者ではない、ということだけ知っておいてください。
このカゾモルフィンは、身体に溜まっていく特性があり、
すぐに体内に排出されません。
特に、身体の外に有害物質を出す機能が弱いとされる発達障害の方は、
人より余計に毒をためている可能性があります。
牛乳は学校給食の定番であり、
子どもが飲み続けてしまうものです。
最近の学校は、牛乳をそこまで強制的に飲ませることはないので、
気になる場合は、お茶、特に麦茶など、カフェインのないものにしましょう。
私が調べた中では、
この牛乳悪者説と、牛乳善者説とが2つあり、
この議論は平行線をたどると思います。
大事なことは、
牛乳が悪者かどうか、ではなく、
あなたが、もしくは、あなたのお子さんが牛乳をやめることで、
体調がよくなるのか、偏食が治るのか、いらいらが治るのか、
を見ることです。
事実、牛乳をやめることで、
発達障害の症状がおさまったとする事例は多数にのぼり、
体質的に「牛乳」があわない人はいるんです。
これは、食品については普通のこと、です。
卵もおいしく食べられる人がいれば、
アレルギーになる人がいる。
そばも、小麦粉も、魚介類も、
ダメな人がいれば、いい人もいる。
私の知っている人で、
海辺の民宿の長男なのに、
貝類と海老などの海産物がアレルギーという人もいます。
大事なことは「知る」ことです。
牛乳を飲まないでいると死ぬ人はいないと思いますが、
牛乳を飲んで、身体が不調になる人はいるんです。
だから、「牛乳」をやめて、
良くなる兆候があったなら、やめればいいだけです。
どんな食品でも、
食べられる人、食べられない人がいます。
私はお酒にすごく弱くて、チューハイでも、
吐くことがあります。
私がお酒飲めないからといって、
お酒は即悪者ではありませんよね。
ただ、「牛乳」は、腸に影響を与えるので、
発達障害のお子さんの場合、よくない場合もあります。
その場合は、豆乳に変えて、様子を見てみてください。
当サイトで紹介している「アスミール」は、
牛乳で飲みましょうとありますが、豆乳に変えてみることをおすすめします。