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アスペルガー症候群を家で改善させる方法

 

この記事では、ADHD・ADDを改善させる方法を書きました。

 

アスペルガー症候群のお子さんの症状を、
少しでも緩和・改善させる方法をここに載せておきます。

 

アスペルガー症候群の方は、
小学校と中学校で、少し意識することが変わっていきます。

 

病院や発達障害支援センターに予約はしたけれど、
実際のサポート、相談ができるのが、3カ月、半年先であれば、
このようなことを試してみてください。

 

 

アスペルガー症候群/自閉症スペクトラム障害の家でできる改善方法

 

 

 

小学校編

 

 

※個人差がありますし、医師やコンサルタントなど、専門の方のアドバイスを優先してください。

 

1、一緒にご飯をつくる

 

アスペルガー症候群のお子さんは、
偏食傾向が強く、食べられないもの、好きになるものが偏ったりしています。

 

一緒にご飯をつくることで、
まず、食材に興味が湧きます。

 

また、お父さん、お母さんと一緒に作ることで、
お互いが指示の出し方、出され方、どんな動作が苦手で、どんな動作は得意か、
ということが見えてきます。

 

 

ご飯を作るのは、
人として大事な食べるという欲求を刺激し、
また、親子間での理解を深めます。

 

 

また、力加減も学べますし、
コミュニケーション能力を磨くことにもなります。

 

「食べる」という楽しさ、「つくる」という喜びがわかれば、
偏食も減ります。

 

ぜひ、意識してみてください。

 

2、牛乳をやめる

 

これだけで、改善する子もいます。

 

勘違いされやすいのですが、「牛乳」が悪ではありません。

 

ただ、牛乳やヨーグルトを、
体に良いものだと盲目的に信じて与えていると、
実はお子さんが、乳製品のアレルギー持ちだったということが多々あります。

 

 

牛乳をできるだけたくさん飲まそうとするお父さん、お母さんがいますが、
逆に、アレルギーによって腸の働きが弱まり、
細くて、ひょろっとした子になる可能性があります。

 

もし、牛乳やヨーグルト与えすぎていると思ったら、
やめると、改善するかもしれません。

 

 

3、食パン・菓子パンをやめる

 

日本ではあまり有名ではありませんが、
海外では、「グルテンフリー」という言葉が浸透しています。

 

グルテンを摂ると、お腹がゆるくなったり、
他にも、様々な弊害があるとされているからです。

 

 

小麦を使った食品=グルテンがある

 

 

わけではありませんが、グルテンをできるだけ避ける、
というのも、発達障害を改善させる可能性があるものです。

 

 

これも、牛乳と同じで、
平気な人もいれば、ダメな人もいます。

 

朝からパンを食べさせている、
食パンを何枚も食べる、
菓子パンを1日何個も食べる、

 

そんな場合は、パンを抜いてみてください。

 

症状が落ち着くかもしれません。

 

 

 

 

小学校高学年〜中学校編

 

 

次は、小学校高学年〜中学校編です。

 

小学校高学年になってくると、
当たり前ですが、お子さんにも自我が生れます。

 

お子さんとお父さん、お母さんの関係は変化していくのが当たり前なのに、
まったく、変わろうとしないお父さん、お母さんがいます。

 

 

この3つの点をもう一度振り返ってみてください。

 

 

1、監視しすぎない

 

アスペルガー症候群のお子さんで、
抜毛症や眠気が抑えられない、じっとできないなどの、
発達障害の症状がきつく出ているお子さんの特徴があります。

 

 

それは、お母さんが、お子さんを「監視」することです。

 

子どもですから、
できないこともありますし、やってもうまくいかないこともあります。

 

 

時にはだらっとする時もありますし、疲れて寝てしまうこともあります。

 

 

そんなお子さんの1つ1つが、
我慢できないんです。

 

そして、監視して、すぐに注意をしたがります。

 

これがお子さんのストレスとなり、
より家族関係がこじれて、発達障害の症状がきつくなる。

 

というのが、私が見てきたパターンです。

 

できなくてもしょうがない。
少し肩の力を抜いてみてください。

 

 

2、寝る直前まで、テレビやスマホといった刺激の強いものを見せない

 

アスペルガー症候群のお子さんを見て思うのは、
「寝るのが下手」ということです。

 

これは、お父さん、お母さんも、
子どもの「睡眠」について無関心であることが多いです。

 

寝る直前まで、だらだらと、ユーチューブを見ていたり、
パソコンを見ていたりしているなら、
朝に好きなことをするように持っていきましょう。

 

 

それが無理なら、
一緒に、テレビ、ユーチューブ、ゲームをしてあげてください。

 

私達もやめるから、
あなたもやめよう、そして、そのテレビやゲームの楽しかったことを、
話す時間にしてください。

 

この光の刺激が、
お子さんの睡眠の質を下げて、発達障害の症状をきつくしている場合があります。

 

 

3、乗馬など、生き物と触れ合う

 

イヌやネコの場合、
思いあまって、蹴ってしまったり、そういうことがあります。

 

乗馬体験は、
人間のほうが弱いです。

 

そして、相手は生き物です。

 

大自然の中で、心身共にリラックスして生き物と触れ合うことができます。

 

毎日できることではありませんが、
出かけるのが好き、近くに乗馬できる場所や牧場がある場合は、
積極的に行きましょう。

 

 

人以外の、生き物、ぬくもりを感じることで、
彼らの中に何か感じるものが芽生えることもあります。

 

この自発的にもっとこうしたいという思いが、
結局は、彼らを変える1番のものなんです。

 

日常では体験しないようなことを体験させてみる。

 

 

ということも、アスペルガー症候群/自閉症スペクトラム障害の、
改善に役立つことがあります。

 

 

病院や発達障害支援センターに行くまでに、
しばらく時間がかかりそうなら、以上の点に気をつけてみてください。

 

 

ADHD・ADDも併発している可能性があるなら、
そちらも、記事にしています。

 

良ければ、参考にしてみてください。

 

 

この記事では、ADHD・ADDを改善させる方法を書きました。

 

 

 

アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム障害の改善は、簡単ではありませんが、
でも、改善できないわけではありません。

 

一歩一歩焦らず、上を向いて歩いてください。

 


 

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