大人のアスペルガー症候群を放っておくとどうなる？
大人のアスペルガー症候群はどんな困難が待っている？？
大人のアスペルガー症候群にはどんな困難が待っている？？という話をしていきます。
できるだけ、早い段階で、アスペルガー症候群の診断、もしくは、
発達障害の診断を受けた人は幸せかもしれません。
大人のアスペルガー症候群の方が出会う問題。
大人の、としていますが、中学生・高校生くらいになって、少しずつ以下の問題に直面します
１、慣れ慣れしい態度
アスペルガー症候群の方は、社会性がとても低いと言われます。
空気を読んで先輩には、敬語であったり、その場にあった態度や言葉が必要になります。
しかし、先輩、上司、社長であっても、
友達と話す感じでしゃべってしまい浮いた存在になってしまいます。
２、１人で話す
１人で話し続ける方もいます。
相手の相槌や、相手の意見はほとんど聞かず、
ただ、自分の話したい内容を話し続けます。
これも、アスペルガー症候群の方の１つの特徴と言われます。
３、応用力がない
これは、勉強の発展問題という意味ではありません。
例えば、社会に出れば繁忙期というのがあります。
定時に帰れないことが暗黙の了解であったり、
残業代がでなくても、引き継ぎがうまくできるように、５分１０分くらいは残ったり。
そういったまわりにあわせて行動することが苦手です。
定時にあがる。
それは、確かに権利です。
でも、５分、１０分、まわりを見られれば、この手のトラブルは防げます。
ただ、それができないと言われます。
４、興味が持てない
興味が持てないことでも、
大人だから我慢する。
これは、社会に出れば必須スキルですが、
平気で、大事な式に途中で退席したりしてしまいます。
興味が持てないことを、態度に出してしまうんですね。
５、興味を持ちすぎる
これは、４の逆ですが、
興味があることは、まわりの目も気にせず、のめりこみます。
そして、まわりに迷惑をかけてしまうことが、多々あります。
上手くバランス調整ができません。
６、指示がないと動けない
前のことと重なりますが、
空気を読むことが苦手なので、
指示がないと、まわりが忙しそうにしていても行動できません。
そのような態度が次第にまわりのヒンシュクを買います。
７、急に怒る
アスペルガー症候群の方の中には、
ルールを守るのが好きで、ルールを破られるのが嫌い、という方がいます。
さらに、良くないことには、
自分の中では、ルールを守れない時に許される「ルール」が存在し、
他者には厳しいくせに、自分の遅刻には甘いという面があります。
本人の中では、
自分は基本的にルールを守るし、
守れない場合にはそれ相応の『正しい理由がある』と思っています。
しかし、もちろん、
人には伝わらないので、自分勝手で急に怒る人、と思われます。
８、カサンドラ症候群
カサンドラ症候群といって、
パートナーを苦しめる場合もあります。
そして、急に離婚されたり、愛想を尽かされたりします。
相手の気持ちにあまり興味を持てないために、
結婚ができても、相手が去っていく場合があります。
９、いじめにあう
集団行動が苦手なために、中学校、高校、
そして、職場でもいじめ、無視、などにあう場合があります。
足を引っ張っているのに、本人は自分が悪いとは微塵も思っていない、
もしくは、思っていないような態度を取るので、まわりからいじめられることも珍しくありません。
１０、衝動的
いらいらが募ってしまうと、
退職など、大事なことを急に思い立ってしてしまいます。
そこから、同じことを繰り返し、
精神的な二次障害を引き起こして、
家に引きこもってしまうようなケースもあります。
衝動性はいらいらが募ると出てきて、
態度にあらわれ、
さらに、注意され、また、いらいらし、
会社を辞めるなどの衝動的な行動に出てしまうことがあります。
まさに、負のスパイラルにはまってしまうこともあります。
以上、１０個の問題をあげました。
大人になると、これだけ厳しい現実が待っていますので、
なるべく早めのケアを心がけてください。
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